今年度も教育実習が始まった
生きることにこだわりを。魚住惇です。 今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
教育実習始まる
昨年、教員人生で初めて教育実習生を受け持ちました。
一言で言うと、弟子ですよ。魚住の弟子。2週間限定ですけどね。
いやぁなんか、弟子を持つって、良いですなぁ(ニッコリ)
という話は、昨年にもした気がします。
教育実習がもうすぐ終わる - by 魚住惇⌨️『教師のiPad仕事術』 - こだわりらいふ Newsletter
あー、この時の自分は、空きコマがゼロになったって言ってますね。しかも「担任だったら死んでた」とか、フラグを立ててましたね。
DX本にも書きましたが、今年度は3年生の担任です。しかも期末考査前という大切な時期。
そうそう、教科指導員としての担当も僕ですし、HRの配属も僕のクラスです。昨年度と比べると、教科もクラスも担当しているので、2倍のしんどさ(・・・2倍?)。その分昨年度が楽だっただけかもしれませんけどね。
・・・なんて思っていたんですが、なんとまぁ教育実習というイベントに対して、そこまで苦痛を感じていません。
授業も見学に来てくれるし、僕としても情報の授業について話し合うことができるしで、一緒にいて結構楽しいです。
これが、"弟子"か。そう思うだけで、なんかちょっとテンションが上がります。
魚住の授業を実際に見てくれて、「すごく分かりやすかったです!」と言ってくれたのも、嬉しいねぇ。そりゃ長く教員をやっている分、仕事に対する引き出しが多いのは、ある意味経験の差ですけど。
それだけ自分も、歳をとったんだなと、ちょっとだけ実感してます。
恩送りとは良く言ったもので、昨年に書いたような、自分自身の教育実習を思い出します。
あのとき、惜しまず対応してくださった教科指導の先生や、HR担任の先生。元々学校の先生になりたいから教育実習に行ったというのももちろんありますが、教育実習を通して「学校の先生になるって、いいなぁ。こういう場所で働きたい。」って強く思うようになって。
夢が具体的な目標になったような、感覚がありました。
教育実習は、そりゃ大学での単位取得も目的の一つですけど、「学校で働きたい!学校の先生になりたい!」と思うきっかけにもなります。
僕の後輩にあたる情報の先生で、それまでは親に言われるがままに教職の授業を取っていただけだったのが、教育実習があまりにも楽しすぎて、そこで目覚めて、ついには教員採用試験に合格しちゃった。なんて人もいらっしゃいます。
それだけ教育実習って、実習生への影響が大きいんですよ。一生の思い出です。
となれば、学校の先生になりたい、愛知県の情報の先生になりたいって思ってもらえるように尽くすのがこちらとしての礼儀。
もちろん手当も出ませんし、自分が仕事をする時間も大幅に減るのでかなりの激務なんですが、愛知県の情報科教育のためになるならと思うとやる気も出てきます。
情報の授業は単位数的に少ないので、各学校に1人しか配置されません。だから一緒に頑張った教育実習生たちと一緒に仕事をすることは、ほとんどありません。
それでもいつか、研究会や飲み会なんかで再会できることを夢見て、今日も見守っていこうと思います。
万年筆の修理見積もりが来た
5月10日の配信で、学校の渡り廊下で万年筆を落としてしまい、キャップが割れるという悲劇を紹介しました。
突発性発疹と向き合っていたらGWが溶けた - by 魚住惇⌨️『教師のiPad仕事術』
newsletterにも書いた通り、5月9日にはすでに販売店に連絡済みの状態。それからはしばらく待機が続きました。
で、この文章の配信日の前日、6月6日に販売店から連絡が来ていました。
多分あれですわ。ペリカンの代理店が修理見積もりを受け付けてからの期間が長かったんだと思います。
結果は、
キャップ軸の交換6050円
送料590円
合計6640円
うん、あの透明なキャップだけで6000円ですか。安い万年筆が買えちゃう額ですね。でもこのまま、ひび割れた悲しみを背負いながら使うのもアレですし。
ということで、修理をお願いする形で進めてもらうことにしました。
ちなみに中古で購入したM800は、インクフローがちょっと良すぎたり、たまにかすれることがあったりと、ちょっとしたじゃじゃ馬感があったりしますが、そこにさえ目を瞑れば本当にあの価格で買ってよかったなと思える万年筆でした。
中古の価格で33800円、しかも楽天経由で購入すると10%ポイント還元でした。実質3万円。うん、お得。
いやまぁ、急に3万円の出費と考えると痛いことには違いないんですが、ほら、ね。緊急事態ですし。ちゃんと毎日使ってますよ。
買った頃は既にDX本も校正が始まっていて、アイデア出しなんてそんなにやらなくても良いでしょ?と思うかもしれませんが、もう買ってから結構使ってて、先日3回目のインクの補充を行いました。
M800のインク貯蔵タンクの容量的に、1ヶ月で3回って結構な補充回数だと思うんですよ。
まぁこれにはこれで色々あって、改めて所有しているインクを調べてみると、結構余剰分があったことがわかったんですよ。でもインクって見たら買いたくなってしまう謎現象があるので、現状としては今持っているインクを早く使っちゃいたいんですよね。
そんなブーストもかかっているので、インクの減りが最近は早いです。でもそれが悪い意味ではなく、新たなアイデアの書き出しにも影響しているわけです。
というわけで、自分の中ではツールの区分けが固まってきたように思います。
考えながらアイデアを出すなら万年筆
頭の中にあるものを出すだけならキーボード
まず、アイデア出し。僕の中ではこれも2種類あって、自分の頭でそこまで考えずに出せる言葉や文章などは、即キーボード入力。これで完結します。
ただし、書きながら考える。つまり手を動かして思考を促しながら書き続ける。これをやる時は万年筆を使います。個人的にキーボードではここまで頭は働きません。いや、働かないと言ったら嘘かも、働いて欲しい頭の部分が違うというか。
頭の中にある内容を書き出すという行為を、万年筆とキーボードとで自分の出力結果の違いを感じた上で使い分ける。ひょっとしたらこの試行錯誤が元でルーティン化できた可能性もありますが、それならそれで、うまくモードの切り替えができるようになった気がします。
本当に疲れている時は、どちらの手法を使ったとしてもアウトプットすらできないんですけどね。もうそんな時は寝ます。
さて、約7000円か。どうやってゆかさんに許してもらおうかな。
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