夏休みにやりたいことのリスト
生きることにこだわりを。魚住惇です。 このnewsletterの配信を始めてから、3回目の夏がやってきました。 学校では、夏休みには普段できないような体験だったり、勉強などに時間を使えとよく生徒に言い聞かせてます。
僕の例で言うと、昨年の夏休みは、クロスフレームガオガイガーを組み立てていました。
クロスフレーム・ガール ガオガイガーの写真を何枚か撮ったよ - by 魚住惇 - こだわりらいふ Newsletter
先週の金曜日に勤務校では終業式を終えて、今週から夏休みに入っています。 そこで今回は、この2023年の夏休みに何にこだわってみようかと、書きながら考えていきたいと思います。どうかお付き合いください。
夏休みにやりたいこと(学校)
まずは、夏休み中に学校で、仕事としてやりたいことを書き出していきます。
文章を書く
生成AIの教職員向け研修の準備
今の学年の学年主任の先生に拾っていただいてから、3年目を迎えています。あの頃から担当していた学年も、3年生です。今の勤務校では、赴任して初めて1年生から3年生まで持ち上がりました。今年で勤務校6年目なんですけどね。
色々あったんですよ。色々の詳細はDX本に書きました。
逆境に負けない 学校DX物語 | 魚住 惇 |本 | 通販 | Amazon
一昨年度と昨年度は、それなりに優雅な夏休みでした。2021年は3Dプリンターで自作キーボードを作って、2022年はDX本の原稿を書いていました。
今年は問題集を作っていますが、今は少しだけ落ち着いています。やっと、僕の夏休みがやってきたという感じです。
でもね、なんと言っても今年は3年生の担任。1日だらだらと過ごすわけにはいきません。9月からは学校祭もありますが、僕が今考えているのはその先の、推薦入試です。
文章を書く
推薦入試に必要な書類の中には、当然"推薦書"という校長印が押された、その生徒を推薦する文章が書かれたものがあります。
この推薦書の文章を書くのは担任です。ここにきて、その生徒を推薦するにあたって、どれだけその生徒のことを誉めることができるのか、試されることになります。
いや、そもそも誉めるところが多いからこそ学校から推薦するんですけどね。だとしても、いざ文章を書くとなると、何を褒めようかと迷うのです。合否に関係することなので、こちらとしても必死です。
ちなみに世の中には便利な例文集というのがあって、全国から寄せられた推薦文の文章がテーマごとにまとまっているものがあったりもします。
高等学校 調査書・推薦書記入文例&指導例―活動報告書・大学入学希望理由書・学修計画書から就職者用履歴書まで | 担任学研究会 |本 | 通販 | Amazon
しかもこれ、僕が普段からお世話になっている学事出版から出ているもので、内容もかなり信頼できます。
早速ですが、注文することにしました。もちろん、内容をそのままコピペするつもりはありません。掲載されている推薦文は、あくまで参考程度に活用するつもりです。
ChatGPTに生徒を推薦する文章を書かせてみたこともありますが、やっぱり学校の先生が進学先や就職先に向けて書く文章とは、ちょっと方向性が違うというか。本気で生成AIに所見や推薦文を書かせるとなると、こちらである程度学習させる必要があるなと感じるような文章を吐き出してきました。
なのでここは、本の例文を参考にしながら、僕自身の脳で文章を生成してみる必要があるわけですよ。 早速、学事出版で、DX本でもお世話になった編集者さんにお願いして、書籍を購入することにしました。
生成AIの教職員向け研修の準備
あまり詳しく言えませんが、勤務校で生成AIの研修を行うという事案が出てきました。もちろん担当は僕です。
誰もが担当しても良いように、分厚い資料があるわけですが、きっと実際に使ったことがある人とない人とで、伝える内容に差が出てくると思います。
ここは、ChatGPTやStable Diffusionなどを日常的に活用している魚住だからこそ、皆さんに語れることがあると思うんです。
まずは教職員向けに研修を行い、そのあとで先生方が使ってみて、授業に活用する先生が順次活用していく。大体そんな流れで2学期に動き出します。
ネットニュースなんかを見ていると、既にChatGPTを授業に取り入れたり、どういうものかを触るような体験学習などを実施している学校の様子が報告されています。
ただし一方で、公立の学校などでは、特に小中学校では利用をしない方向で動いているところが見受けられます。まぁ利用規約で13歳未満の利用が禁じられていますから、当然だとは思いますけどね。
例えば、愛知県江南市の教育委員会は、ChatGPTは今のところは授業での活用はしないと保護者向け文書を配布しています。
あくまで利用しないと決めているのは学校での授業のことで、家庭での利用については「適切に対応」することを保護者に求めています。つまり、この文章を読んで、内容がわかる保護者の方は、便利な道具としての活用を心がけてくださいということです。
この文言が通用するのは13歳未満の児童が通う小学校だからかなと思います。だから高校では、既に一部の生徒が利用しているということを前提に、教員研修が予定されているわけです。
ここまで世間を騒がせている生成AI。その研修を任された身として、先生方に満足していただけるよう、今のうちから準備をしていきたいと思います。
この夏休みにやりたいこと(学校以外)
さて次に、学校以外での、やりたいことについて考えます。
今現在の状況を簡単に説明すると、学校での仕事以外に抱えていることがいくつかあります。
週刊教育資料の原稿(8月28日)
ナレッジスタック(毎月1回の配信)
こだわりらいふnewsletter(毎週1回の配信)
DX本はあとは販促だけですし、情報Ⅰの問題集も、自分がやるべき執筆を全てやり終えました。RGガオガイガーもほぼ作り終えましたし、別で買ったRGゴルディーマーグまで作る意欲が今の僕にはありません。要するに、プラモデルに対しては少し意欲が落ち着いてきたということです。
それもこれも、ガラスのコレクションケースの中がいっぱいになってきたからですが、新居にでも引っ越さないと、飾る場所にも限りがある状況です。なので、プラモデルについてはちょっとストップで。
あとは押入れの整理やら、ブログいじりやら、自分に対しての細かいことは残っていますが、これも自分の中で締め切りを設定するものなので、誰かに何かを提出するわけではありません。
あぁそれでも、ちょっとだけ整理します。
夏休みにやることリスト
週刊教育資料の原稿(8月28日)
ナレッジスタック(毎月1回の配信)
こだわりらいふnewsletter(毎週1回の配信)
押入れの中の片付け&掃除
ブログいじり
週刊教育資料の原稿(8月28日)
まず大きな仕事でいうと、週刊教育資料という教育雑誌の本を紹介するコーナーで、DX本について語ることが決まりました。文字数はだいたい1500文字なので大したことはないんですが、この教育雑誌を読むのが全国の学校の管理職の先生方だったりするので、言葉選びに慎重になっています。
ひとまずフリーライティングを繰り返している状況ですが、これがまぁまだまだ推敲が足りない感じです。
ナレッジスタック(毎月1回の配信)
直近の配信では、デイリーノートとウィークリーノートの使い分けについて書きました。次はプロジェクトノートについてです。って言っても、それもこれも新しくノートを作るだけなんですけどね。
Obsidianを使っている人のブログやツイートなどをみていると、本当に色々と工夫されているなって思います。僕なんて、ただノートを作って、たまにまとめてるだけですから。
それでも、目的や意思を持ってノートをいじっていると、目の前のノートと同じように、頭の中も整理されていく感じがあって、なんかもう気がついたらずっとObsidianなんですよ。
そんな話を、今書いています。
こだわりらいふnewsletter(毎週1回の配信)
これは言うまでもなく、この文章そのものの配信ですね。毎週のように「今週は何を配信しようかな」って考えていますが、考えて、考えて、考えまくって。そして心の汗をかくと、意外となんとかなったりします。
心の汗というのは、漫画『鈴木先生』に出てくる表現で、かなり追い詰められた状態で踏ん張ったり、危機を乗り越える時に必死になって考える時の様子を表現したものです。
文章を書くときは、リラックスしながら書くことももちろん必要ですが、僕なんかは心の汗を適度に書く方が、良いアイデアが出てきたりするんですよ。
ただ今は、その心の汗を書く方法が、締め切りギリギリという状況を作ることだったりするので、個人的にリスキーなんですけどね。
意図的に心の汗をかくような状況を、スケジュールに余裕を持った形で作り出すことができれば、良いんですが。
押入れの中の片付け&掃除、ブログいじり
ここまで書いたのは全て、締め切りが自分という枠の外で決まっているものです。最後に残ったのは、締め切りが特に決まっていない、自分だけで「やれたらいいな」と思っているようなタスクです。
締め切りが特に決まっていない、いわば「いつかやること」と言えるようなことをいかに進めつつ、締め切りが迫っているものを着実に進めるのか。これが今年の夏の僕の課題だと思っています。
そりゃ僕としてもやりたいことはたくさんありますし、これ以外にもきっと僕から時間を奪うものは、容赦なく降り注いできます。あーあと、読みたい本だってたくさんある。
Kindleのセールとかで、とりあえずポチった本がたくさんあるんですよ。電子書籍での積読は、あかんですね。積んであることがそもそも把握できない。これをどうにかして読み進めたい。これはもう、意識的に読書をしようと心がけないと、絶対に進められません。
あと最後のブログいじりね。いいかげん僕も、WordPressを辞めたいなと思ってるんですよ。でもそれは、2008年からずっと使い続けてきたシステムと、お別れすることにもなります。そして、そこまでして全てのコンテンツを引っ越す必要があるのかという問題。もうここまで考えると、一周回って、放置したくもなります。っていうか今がそれです。
なんとかして、ブログの動作をもっと軽いものにしたい。できればHugoで構築したい。そう思いながら、最近ちょくちょくHugoでテストページをいじっています。
期末考査にかかりっきりだった6月。そして成績処理と保護者会に明け暮れた7月。もう7月が終わろうとしています。
ちょっと今回は、自分が何をやりたいのかを明確にするために、この場を借りて考えながら文章を書いてみました。来週には、この1週間でどれに着手できたのかを報告できると思います。
いけね。子どもとの予定を全く書いてなかった。海に連れていくことも、ちゃんと計画してますよ。
今回のnewsletterは以上となります。 「いいね」を押していただけるとうれしいです。内容に関するご意見ご感想がありましたら、「#こだわりらいふ」をつけたツイートや、Substack内のコメントまでお願いします。