ヒーローショーと息子を同時に動画に収めるには
生きることにこだわりを。魚住惇です。 今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
ヒーローショーと息子を同時に動画に収めるには
冒頭に結論から話します。
”ヒーローショーには動画用のカメラを2台持っていくと良い”
ということを今回学びました。この気づきまでのお話を、時系列順に聞いてください。
夏休みからウルトラマン教育を始めたことは、newsletterでも話題にしていました。
夏休みから始めたウルトラマン教育 - by 魚住惇⌨️『教師のiPad仕事術』
そして、ヒーローといえば、これです。
https://m-78.jp/event/prefecture/aichi/
そう、ヒーローショーです。 僕も幼少期に何度か連れて行ってもらった記憶があります。
そんなウルトラセブンが好きな自分が父となり、息子をヒーローショーに連れていく。感慨深いです。
今回お話しするのは、そんな自分が息子と一緒にヒーローショーに行った時のお話です。
息子にとってウルトラマンは、テレビの画面の中で活躍する正義のヒーローでした。そして、変身グッズをいくら駆使しても、自分がウルトラマンに変身できないことも知っています。
ならば、実際に合わせてみたいと思うのが親心です。3歳にもなったし、そろそろヒーローショーに一緒に行きたいと思っていました。
僕はね、息子と一緒にやりたいことが多いんですよ。いつか来るであろう自転車の練習ももちろんですけど、タイピングにガンプラにプログラミングに電子工作に木工に。一緒にやりたくて、早く教えたいことがたくさんあります。
まだ3歳ですから、刃物は持たせられません。ドライバーもちょっとまだ危ないかな。
というわけで、昨年からウルトラマンを見せました。
これはもうね、妻のゆかさんにはわからんのですよ。僕と息子の2人で楽しみたい世界なんです。
もし僕らの世界を邪魔しようものなら、逆シャアでシャアが言ったように、「男同士男同士の間に入るな!」と叫ぶでしょうね。
https://m-78.jp/event/prefecture/aichi/
本当ならこのウルトラマンデッカーショーも、ゆかさんには行くまで内緒にするつもりでした。家族会議ではただ「1月22日には2人で出かけるからね」と伝えただけでした。
しかし、義実家の郵便受けに入っていたハウジングセンターのチラシに1月22日のウルトラマンデッカーショーのことがデカデカと載っていたらしく、知られることになってしまいました。
ここまでが2022年の年末のお話。その頃は「私もハウジングセンターで見たい家があるから一緒に行こうかな」と、ゆかさんも同行する気でいました。
後になって、改めて僕と息子だけで行くことになったので、良かったと言えば良かったんですが、もし3人で行くとなると大変だよなぁと思っていました。
女性の買い物は、長い。女性にとってショッピングは手段ではなく目的そものも。ましてやハウジングセンターで家なんて見てたら、絶対にウルトラマンが怪獣を倒すよりも時間がかかる。
家族3人でのお出かけや旅行と、男同士の趣味活は、分けた方が良いと思うのですよ。
さて話をウルトラマンデッカーショーに戻します。
会場となるハウジングセンターまでは自宅から車で30分。ショーが始まるのは11時からでしたが、整理券配布が10時からとなっていました。
じゃあ10時までに行くと考えて、さらに余裕を見て、9時に出発することにしました。
これでもね、考えが甘かったんですよ。
駐車場に着くと、続々とステージに向かって歩いていく親子の群れ。あれ、ひょっとして遅かったか?
2023年の現代、ウルトラマンにどれほどのファンがいるのか、僕にはわかりませんでした。
これまでヒーローショーに足を運んだこともなく、ウルトラマンのコンテンツもAmazon Prime VideoかNetflixで配信されているものを見るか、それか僕の秘蔵のコレクションを披露しただけ。
息子は保育園ではウルトラマンの話をお友達にしてないと言っていたので、僕は僕でファンであることを除いて、今の世の中の子どもたちでウルトラマンのファンがどれくらいいるのか、想像がつきませんでした。
しかしそんな疑問も、今回吹っ飛ぶことになりました。
ウルトラマンの服を着てる子とか、ウルトラセブンの帽子をかぶってる子とか、会場にめっちゃいました。
「セブン〜セブン〜セブン〜セブン!」と歌いながら走りまくってる子もいるし、ソフビを握りしめているのが初心者に思えるほどです。
ウルトラマンが今でも流行っているのか?それとも自分みたいに子供に見せている親が多いのか?
その辺りはよくわかりませんが、僕も息子も、自分たち以外にもウルトラマンが好きな人がこんなに集まるのかと唖然としていました。
奥にあるテントが受付です。並び始めた場所がすでに受付から遠いなと思いました。
整理券配布の10時になり、列が動き出すと、検温と同時に名前とメールアドレスが収集されました。何かメールが来るようになっても迷惑メールにしとこう。
ゲットできた撮影会整理券には16番目を示す文字。そこそこ並んでいたものの、16番目はまぁ悪くない数字だったと多います。10時同時に到着するように出発しなくて本当に良かった。
ウルトラマンじゃなくて、いっちゃんを撮ってきなさい
ここが今回の1番のポイントです。僕としては、ヒーローショーを動画に収めたいと考えていました。
今はスマホの時代。思い出は写真や動画に残しながら暮らしていくのがスタンダードです。美味しい食べ物を毎回写真に収めるくらいですから、ヒーローショーだって動画を撮っておきたいと思うのが普通の感情だと思うのです。
でも、ゆかさんには、こう言われてしまいました。
「ウルトラマンのショーを撮ったって仕方ないじゃない。私はショーに夢中になっているいっちゃんが見たいの。」
Hmm、僕としては半分くらいは同意できます。息子の写真も撮りたいけど、ウルトラマンだって撮りたい。
わかります?子供の頃からウルトラマンに憧れて育った、ウルトラマン好きのままお父さんになった男の趣味は、カメラなんですよ。
大人になってから目の前に現れるウルトラマン、誰がiPhoneのカメラで撮るもんですか。
できれば、ショーを見ている息子の様子も撮っておきたい。しかしそんな同時に撮影するなんて、うまくいくのかしら。
ショーが始まる直前までずっと迷っていましたが、考えに考えて、ショーの様子も息子の姿も両方ともを動画に残すことにしました。
その結果がこれ。iPhoneのインカメラで息子の様子を撮影しつつ、ショーの様子はα7Cで撮影しました。しかもどちらも三脚なし。次回からは三脚必須だと考えています。
2つの動画をLumaFusionにインポートして、音を重ねました。iPhoneよりもα7Cの方が拾った音の質が良かったので、ピッタリ重なったあとはiPhoneで撮影した動画の音声トラックの音量をゼロに。
その後で書き出して写真アプリに保存しました。これでよし。
ヒーローショーと息子を同時に動画に収めるために必要なもの
ここまでの経験で、分かったことがありました。
まず今回編集した動画、息子からかなり好評で、もう帰宅してからも何回も見ました。何度も見せられ続けると僕を含めた大人はみんな飽きてきます。
そんな時に見るのが、画面左下にずっと映っている息子の様子です。どちらかに飽きたらもう片方に視線を移すことで、なんとか時間が過ぎていくなという感覚がありました。
2台のカメラでヒーローショー全体とそれを見ている息子のそれぞれを撮影して編集すれば、僕や息子が後から見たくなるような本編動画も、ゆかさんが見たいであろう子供の様子も同時に両方見られるようになりました。
さっきも書きましたが三脚は絶対に必要。カメラの数分必要。
α7Cで動画を撮り続けましたが、28-200mmのフルサイズ万能レンズを取り付けた状態で、ずっと腕を肩よりも上に上げながら撮影していて、腕がかなり痛くなりました。もう命懸け。しかもウルトラマンが帰っていくのに30分もかかった。
この教訓を生かすために、次は絶対にiPhone用のスタンドとα7C用のスタンドを持っていく予定です。
画質に関してはα7Cで全然問題なし。たまに息子が見ていたヒーローショーの様子が勝手にアップされた動画、スマホの画質じゃないよなと思える鮮明さが特徴でした。その動画と同じくらいのクォリティで今回撮影できたので、個人的には満足してます。
できれば収録する音もこだわりたいところですが、それをやりだすとブルーシートの一角に基地が出来上がってしまうので断念しました。風の音とか他のお客さんの声とかも気になってしまうので、マイクは逆にこだわらない方が幸せだと察しました。
ここで教訓を得たのなら、早く次の機会が来ないかなと思うものです。一応調べました。近所のハウジングセンターにウルトラマンが来る予定は当分ありません。車で2時間かかる場所での開催予定がありましたが、ゆかさんからいい加減にしてと言われたので断念しました。
欲を言うと、
ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編 -小さな勇気と絆の力-
こんな舞台公演が行われているらしく。ウルトラ6兄弟という昭和ウルトラマンら6人が出てくるお父さんホイホイなストーリーです。これは見に行きたい。
ただし、名古屋での公演が予定されてないことに憤りを感じ、ブラウザのタブをそっと閉じることになりました。
ウルトラマンも、名古屋を飛ばすんですね。とほほ。
帰宅時間と睡眠時間の関係
学校で働く。先生として働く。
ここ数年、そんな先生方が学校で働く環境についての話があまりにもブラックだということで、世間から話題になる機会が増えました。
僕の勤務校も、8時半に勤務が始まり、曜日によって細かく異なりますが勤務が終わる時間は大体17時前後です。
ただし、部活動を行い、活動を延長した場合の最終下校時刻というのが設定されていて、その時間は17時よりも後に設定されています。
つまり、部活動の顧問をされている先生方の多くは、部活の活動日はほぼ勤務時間が終わった後も校内で仕事をしていることになります。
僕が主顧問をしている商業部も、運動部と比べると活動を終えるのは早めですが、それでも勤務終了の時間を20分ほど過ぎます。
部活が終わって職員室に戻って、雑務を片付けているとあっという間に18時です。それから支度をしながら他の先生方と少し話す機会でもあった日にゃ、18時半に車に乗り、自宅に到着するのが19時を過ぎることになります。
学校の先生が仕事を終えて帰宅すると、19時になっている。 これが早いのか遅いのか、校種によって感覚も様々ですが、一昔前のことを考えると、19時に自宅にいるなんて、早く帰宅できたなっていう印象でした。
しかし今は特別早いとも思わなくなりました。これも時代でしょうか。
僕としては帰りのSTが終わってから部活の時間となり、あっという間に17時半頃を迎えてしまうので、実質15時半から自分の仕事ができない時間帯に入ります。
それを考えると、授業の準備やテストの作成などは、15時半までに終わらせなければなりません。授業もやりながらです。
どうしても準備が追いつかないなと思うことが多々あります。
部活が終わってから帰宅を始めるまでの時間に、やれることをやっておこうと思うのは、こうした事情があるからです。
帰り、もうちょっと早くならない?
最近、ゆかさんにこう言われました。
19時に帰ってくるとなると、保育園に迎えに行ってから19時まで、ずっと1人で面倒を見ることになります。
となると、ご飯を準備している間は、かまってあげられない。このワンオペの時間中に料理を行うことを、できれば避けたい。包丁や火を使うわけだし。
部活を終えて教材研究やら雑務を片付けている間に、ゆかさんはこんなことを思っていたということを、最近知りました。
しかも僕の帰りが遅くなればなるほど、ご飯とお風呂の時間も遅くなるし、そうなると寝かしつけの後の時間が減ることにもつながってきます。
2023年、ちょっと夜にやることが増えて、お酒を飲む頻度が減りました。夜の時間も、何かしら生産的な活動をしたいと考えた末、決めたことでした。
ただし帰宅する時間が遅くなると、そんな時間も取れなくなり、自由になる時間が23時を超えたりもしました。
23時って結構眠たくて、それから何か作業をやろうとすると、もう意識の半分くらいは起き続けることに消費してるんじゃないかって思うくらい作業効率が下がります。
そうやってダラダラと過ごしていると、いつの間にか日付が変わり、気がつくと夜中の2時を迎えていることがよくありました。
当然翌日のコンディションにも響いてしまい、学校での作業効率もだだ下がりでした。睡眠不足の日には夕方ごろから体が本調子になるので、部活の後にも残って作業をしたくなります。
するとまた帰宅が遅くなってしまう。こうしたループに囚われていました。
そんな生活リズムを、先週あたりから思い切って変えてみることにしました。まだ実験中ですけどね。
部活が終わったら、特別何もなければ、すぐに帰宅する。
これを徹底しようと心がけてみることにしました。
特にやることがないと、18時くらいまでは何かやることを探して、そのタスクをこなす。なんとなく心の中では、部活が終わった後の時間帯をそういうふうに認識していました。
だからダラダラと過ごしてしまって、結果的に18時半になってしまい、焦り出す。
それならば、もう部活が終わったら帰宅の準備をすることが当たり前。くらいの感覚で仕事をしてみよう。そんな意識で生活してみることにしました。
結果は、以前と比べて生活リズムが改善されました。僕が帰宅するのが早いと、息子の心も安定して、あまり不機嫌にならなくなり、ゆかさんの苦労が明らかに減りました。
家事全般も早く始められるようになり、結果、夜の時間が有効的に使えることにも繋がりました。
何より驚いたのは、部活が終わってから帰宅の準備を始めるまでにこなしていた雑務、あれの時間をゼロにしたとしても、あまり仕事には影響がありませんでした。
どうしてでしょうね。単純に考えて、その残って作業していた時間分を削って早く帰っているというのに、全く問題がなかったんですよ。本当に不思議です。
早く帰宅して早く寝ることで、昼間のコンディションが上がったからでしょうか。それとも終わりの時間を決めることで、それまでに何とか仕事を終わらそうとどこかで意識していたのでしょうか。
理由がいくつか思いつきそうだなと思いつつも、特にこれだ!と思えるものが思い当たらないので、自分の中でも説明がついていない部分があります。
ただわかっているのは、部活終了後に仕事をしても、次の日の仕事にも悪い影響が出るし、家庭としても良くない。
それなら早く帰るの方が、結果的に自分自身のメリットにつながっている。
理由や原因はともかく、そんな法則性だけが見出せました。
そんな生活が、1週間ほどできています。先週はいろんなタスクに追われているっていうのもありますが、今は割と平和です。
プロジェクトのノートが整理されたっきりになってしまっているのを見ると、逆に悲しいですけどね。先週から今週にかけてはあまりプロジェクトが進められませんでした。
自分自身への言い聞かせも含めてですが、このnewsletterを配信した後に、他のプロジェクトも進めたいと思います。
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