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ネットでタイヤを買い、持ち込み交換というのをやってみた話

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ネットでタイヤを買い、持ち込み交換というのをやってみた話

魚住惇⌨️『教師のiPad仕事術』
Mar 14, 2023
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ネットでタイヤを買い、持ち込み交換というのをやってみた話

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生きることにこだわりを。魚住惇です。 今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。

ネットでタイヤを買って整備店に持ち込むと、かなり安上がりだった

3月も中旬に入り、勤務校では今週末で終業式を迎えます。今の学年も、これで終わりです。4月からは新しい学年が始まります。

2月はまだまだ霜が降りたり、雪がちらつくことがありましたが、もうこの時期になると、スタッドレスタイヤの役目も終わったなと思います。

そう、今回お話するのは、車のタイヤについてです。 僕が住んでいる地域は、名古屋市から北に向かったところにあります。というか、ほぼ岐阜です。 夏は暑いし、冬は寒いです。とっても。

冬の寒い日なんて、路面は凍るし、高速道路は通行止めになるしで、天気の影響が移動の可否にダイレクトに直結します。

そして学校という職場は、雨だろうが雪だろうが台風だろうが、どれだけ警報が出ていようとも勤務開始前には出勤しなければなりません。

大雨特別警報が出ているので今日はリモートで!とはならないんですよ。 これは生徒も一緒で、暴風警報でも出ない限り、学校は休みになりません。理想は、外に出たら危険だと判断した時に、教員も生徒もリモートになることなんですけどね。

まだまだ学校という場所は、通学することそのものに意味があると思われているので、リモートやオンラインという考え方は、理解されていません。

なので、そんな学校の職員である僕は、大雪の日でも出勤できるように、冬のシーズンになると車のタイヤをスタッドレスに履き替えています。

少し前は、雪の日でも出かけるからとか、買い物にも行けるようにとか、通勤以外にも理由があったんですけどね。今はネットでポチればなんでも手に入る時代です。雪の日や路面が凍結なんてしてる日はそもそも外に出たら危ないので、家にこもるのが正解だと思います。

ふと思うと、スノボにも行かなくなったのでスタッドレスタイヤは「雪の日も学校に出勤するため」だけに買っているようなもんです。

この冬タイヤ、終わってますよ

昨年2022年の12月24日、クリスマスイブ、忘れもしません。土曜日だったこの日に、近所のガソリンスタンドでタイヤ交換の予約をしていました。

アパートのベランダに、前回の車検の時に購入したスタッドレスタイヤを保管しているので、前日には車に積み込みました。

予約の時間が近づいてきた。さぁ出発しよう。 そう思いながら外に出たら、辺り一面が雪景色でした。

アパートの敷地にある駐車場は、もちろん真っ白。既に駐車場から出た車のタイヤの後だけが綺麗に残っていました。

「まじか、ノーマルタイヤでこの駐車場から出て、ガソリンスタンドまで行かなきゃならんのか。」

なというタイミングでしょう。ギリギリ間に合わなかった。年に何度かしかない、スタッドレスタイヤの見せ場という日に、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに交換しに行くなんて。

ブレーキを踏んで、タイヤが滑ったら逝く。そんな恐怖感の中、車を走らせました。いつもなら10分で到着できるガソリンスタンド。20分以上かかりました。

なんとか敷地内に駐車できて、スタッフさんに鍵を渡して、「さて、iPadで文章でも書くか」と思ったその矢先に、慌てて戻ってきたスタッフさんにこう言われました。

「このスタッドレスタイヤ、終わってますよ。」

実際に見せてもらいましたが、ひび割れているし、溝が目印まですり減っているしで、確かにもうこりゃダメだなっていう状態が確認できました。

外は大雪、履いてるタイヤはノーマルタイヤ。帰る時にスリップ事故を起こす可能性もゼロではありません。

さらに追い討ちをかけられるように、こうも言われました。

「今履いてる夏タイヤも終わってます。」

どんだけ終わってるんだフィット。

宣伝文句かもしれませんでしたが、このまま夏タイヤで帰るのも危ないと言われたようなものです。んーーーー、しかしなぁ、ここで買うのもなぁ。

このガソリンスタンド、タイヤの交換だけなら4本2500円でやってくれる、お安いお店なんですよ。その代わり、いっつもいっつも、サビを取りませんか?とか、ボディのコーティングをしませんか?などと、他のサービスを勧めてきます。僕はそういう宣伝を必ず断り、ここまで安く済ませることを貫いてきました。

しかし今、そんなPRの通りにしないと、命に関わってしまう。そういう現実を突きつけられている。

そう思うと、良い商売してやがんなとも思いながらも、乗るしかないのか、これに。とも思ってしまう自分がいました。

結果、スタッドレスタイヤを購入しました。

うーむ・・・、15インチのスタッドレスタイヤで67000円って、明らかに高いよなぁ。

一応、工賃込み、廃タイヤ(古くなったタイヤを捨ててくれること)込み。

かなり考えさせられましたが、苦労してここまで来たという思いに負けて、この価格で購入してしまいました。

きっと多くの人が、自分と似たような選択をするんだろうなと思います。

この時はもうこれで、仕方ないなと自分を納得させるしかありませんでした。

このスタッドレスタイヤのおかげで、今季は雪の日を乗り切ることができました。

夏タイヤの購入を考えなければ

「今履いてる夏タイヤも終わってます。」

そう言われた時、最初に思ったのは、「その手には乗らんぞ。」でした。

タイヤを買えということなのか、本心から心配してくれているのかはわかりませんでしたが、とりあえず夏タイヤも終わっていることも知らされて、「あー、数年分のツケが一気に回ってきたなぁ」なんて思いながら、今後を考えることにしました。

そして、スタッドレスタイヤでふっかけられた分、サマータイヤはなんとしても安く済ませたいなと心に誓ったのでした。

ネットでタイヤを買い、提携店に持ち込むという選択肢

タイヤを安く買うことはできないか。ネットで検索すると、すぐに出てきました。

家電の価格を比較する際によくお世話になる、価格ドットコムです。タイヤも扱ってるんですね。

タイヤはインチや幅によって値段がまちまちなものの、ランキングに並んでいるタイヤを見ると、どうみてもかなり安い。

スタッドレスタイヤを4本で67000円で買ったのがアホらしく思えるほどです。

でもタイヤを通販で買ったとして、その後どうするんだろう。自分で替えるのは無理があるぞ。

工賃だって、その店でタイヤを買わなかったら、高額な請求を受けるかもしれない。

そう思うと、なかなか手が出せませんでした。

今の自分の知識量では、手を出して良いものではなさそうだな。感覚でそう感じたので、ここでは一旦寝かせることにしました。

地元の整備店と提携しているサイトで購入

昨年、この話を一旦寝かせてから2ヶ月ほど経って、いよいよ雪解けの季節となりました。もうそろそろ、保留していたサマータイヤの購入を考えなくては。

そう思って、どのサイトで購入すれば良いかも含めて、探してみることにしました。

すると、いくつかの通販サイトが、提携しているガソリンスタンドや整備店を配送先に指定することができて、商品到着後に付け替えてくれることがわかりました。

なるほど、じゃあ近所に提携店があるサイトでタイヤを買えばいいのか。

いくつか候補がありましたが、タイヤについて友人と話しているときに出てきた、「オートウェイ」という販売サイトで購入することにしました。

国内最大級!輸入タイヤ&ホイール通販 AUTOWAY(オートウェイ)

で、僕が乗っているフィットRSは、タイヤのサイズがちょっと特殊で、フィットにしてはインチアップした「195/50R16」が純正ホイールにはまっていました。

スタッドレスタイヤは15インチにしていましたが、できればサマータイヤはこのサイズで購入したい。そう考えて、サイト内でサイズを指定して検索をかけてみました。

DAVANTI DX390 195/50R16 88V XL - 国内最大級!輸入タイヤ&ホイール通販 AUTOWAY(オートウェイ)

そこで出てきた選択肢の中で選んでみたのが、DAVANTI DX390です。イギリスのタイヤブランドだそうですが、製造は中国。ユーロピアンなんだかアジアンなんだか。

でも、サイトに表示されている価格は6980円。1本で6980円。

安くないですか?なんでこんなに安いの?スタッドレスタイヤなんて4本で67000円したよ?どっちを信じたらいいの?

ちなみに購入したスタッドレスタイヤの1本あたりの価格を見ると、こりゃまた信じられないほど安く売られていました。

もう、ガソリンスタンドでタイヤは買うもんじゃねーな。僕なりに出した結論です。信頼できると思うのならそこで購入するのもいいと思うんですけどね。

話をサマータイヤに戻します。オートウェイというサイトでタイヤを見ていて目に入ったのが、レビューの投稿です。

見てみると、同じようにフィットに乗っているドライバーによる投稿がちょくちょく見られました。しかも皆さんやたらと詳しい。そのまま読むだけでは、専門用語がたくさん出てくるので、何が書いてあるのかわからないレベルです。

レビューを読んでいて、特に変な感じはしないし、レビュー1件あたりの文章量がかなりあったので、これは信頼できるなと思いました。

じゃあこのサイトで購入するとして、あとは地元に提携店があるかどうかです。

これについては調べてみると、自宅から車で10分ほどの距離に持ち込みタイヤの取り替え専門店を名乗る店舗があり、その店舗を配送先に設定できるようになっていました。

あぁ、こりゃいいわ。

タイヤ7000円x4と、ゴムバルブ交換、それと少し割引をつけてもらって、工賃込みで合計35000円ほとで新品のサマータイヤに交換できました。

やっすい。

ちなみにこれまで使っていたサマータイヤはヨコハマタイヤの ADVAN ELEVAでした。これはこれで、高かったんですが性能にも満足していました。割とスポーツ気味な走行も難なくできた感じです。

でも、値段がね。結婚して子供がいると、もうタイヤにこれだけの価格も出せない感じになります。

レビューへの信頼性に自己責任が付きまとう、格安アジアンタイヤの世界

僕が今回購入したタイヤ、まだ距離走ってないので、皮が剥けてない状態ですが、概ね満足しています。

ただ、ヨコハマタイヤと比べると、ちょっと溝が浅い気がしました。これはちょっと思っているよりも早めに寿命が来そう。

きっと価格なりのところもあるんでしょう。

そう思うと、これまで以上にタイヤの購入年月日も気にしながら、次の購入時期を念頭に置きつつ車を運転する日々が始まりそうです。

いや、命を乗せて走る以上は、本当はいつも考えるべきなんでしょうけど。

今回、自分で調べた上で購入したという、これまでショップ店員さんに任せていた部分を自分が負担することで安く購入するってことをやってみました。

これはつまり、これまでプロがやってくれていた部分を自分が負担するということです。それこそが自分なりのこだわりとなりますが、安くなった分、自分への責任の度合いが高くなります。

人によっては、「自分はそんなリスクを負いたくないから、お金を払ってでもプロに任せたい」と思う方もいると思います。

それでも今回は、スタッドレスタイヤを割高だと感じる価格で購入した反動で、サマータイヤを安く買おうと思い立ち、ネット購入に踏み切りました。結果として、かなり安くタイヤを買えたと思います。

ただし、購入したタイヤの耐久性がどれほどのものか、まだまだ未知数ですし、安いからといって「オートウェイでのタイヤ購入がおすすめ!今までのタイヤ購入がバカみたい!」なんてことを軽々しく言うつもりもありません。

それでも今回は想定するよりも安く購入できたので、記録の意味も込めて、ここに書き出してみることにしました。

そうそう、あと言えるのが、スタッドレスタイヤ。アジアの気候を考えると、スタッドレスタイヤは雪が降る地方のブランドを選ぶのが良いんじゃないかと思っています。

今回の購入はサマータイヤだったので、逆にあまり悩まず買えました。

タイヤについて、ここまで考えて安く済ませるか。それとも何かあった時のために、価格も含めてプロにお任せするか。

あなたはどちらにしますか?

今回のnewsletterは以上となります。 「いいね」を押していただけるとうれしいです。タイヤの選び方のコツなどがありましたら、「#こだわりらいふ」をつけたツイートや、Substack内のコメントまでお願いします。

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2 Comments
ザスユカ
Mar 15Liked by 魚住惇⌨️『教師のiPad仕事術』

この辺りの人はスタッドレスがダメになるタイミングで夏も履き続けて履き潰すことで夏タイヤを温存して、次の冬に新しいスタッドレスを買ってます。

車に詳しくないので記憶が曖昧ですが豪雪地帯で冬が長い&峠に集落があるのでみんな普段の移動距離が長いからか、冬タイヤも2、3シーズン使ったらもうダメになるくらいのペースだった気がします。

半期分タイヤ温存出来ますので、数シーズン先の冬終わりに思い出してもらえれば少しお得に使い切れるかもしれません。ご参考までに。

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1 reply by 魚住惇⌨️『教師のiPad仕事術』
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