Raspberry Pi 4を買い足した
生きることにこだわりを。魚住惇です。 今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
Raspberry Pi 4を買い足した
先週の配信では、Raspberry Pi(日本での通称はラズパイ)について少し語りました。
その後ですが、配信翌日か翌々日にはラズパイ4の8GB(現行機種の中で一番メモリ容量が大きいもの)を購入しました。フリマアプリの出品物を狙って、クーポン適用で8500円ほどで購入できました。
2023年9月5日時点でメルカリを覗いてみると、同じ商品がだいたい13000円くらいで出品されているので、良い買い物ができたなと思います。
数年前にはふるさと納税の返礼品にもなっていたようで、今思えばその頃に狙えば良かったなぁと後悔してますが、まぁ2台目無事ゲットできたので良しとします。ただ、気がつくともう1台購入したいなと思えてきたので、病気かもしれません。
現状では2台あって、1台はブログ更新用です。3Dプリンターの制御にも使っているので、自宅にて稼働しています。もう1台は今回購入した持ち歩きようです。iPadに接続して繋ぐことを想定して設定しています。
ラズパイは基本的にコマンドラインで操作するので、ここ最近のデイリーノートがコマンドのリストだらけになってきました。historyコマンドで実行したコマンドの履歴も見られるわけですが、やっぱり記録しながら作業を進めた方が、特にコンピュータの設定をしているときは都合が良いです。
何をインストールして、どの設定を変更したのか。この流れを記録しておかないと、もしもトラブルが発生した際や、うまく設定が終わった際に、再現ができません。そりゃコンピュータだって調子の良い悪いはあるかもしれませんが、ほとんどの場合は、何かがあればそれの原因があるものです。
何か狙った動きができなければ、原因があるはず。プログラミングも同じ。コンピュータは思った通りに動くのではなく、設定した通りに動きます。Linuxのコマンドを叩いていると、本当に記録の大切さを認識させられます。
近いうちに、iPadでラズパイ4を使い倒すための環境設定に使ったコマンド集でも公開しようかしら。できればこういう情報はタイムラインで公開するのではなく、ブログでも個別ページを作っておきたいと思います。
大学時代にLinuxについての授業があり、それからサーバ関連のパッケージを入れたりして遊んできました。それが今は、iPadとラズパイでできるなんてね。へへへ、なんだか昔に戻った気分です。気がつくとWindowsでもlsしてます。エラーが出るだけですけどね。
ちなみにどうして3台目が欲しいかというと、ラズパイにmoodleがインストールされた状態ですぐ動くOSを、SDカードにインストールできることがわかったからです。
これのイメージを書き込んだSDカードをラズパイで起動するだけで、あっという間にローカル環境にmoodleが構築できるというものです。まぁ結局はLAMPで動くLMSなので、自分で構築しても良いんですけどね。自動でやってくれるのなら利用した方が楽ちんです。
情報Ⅰの授業で、2学期の後半にはPythonのプログラミングが始まるので、できたらソースコードの提出先をmoodleにしたいんですよ。提出したプログラムをAtCoderみたいに自動で判定してくれる機能がmoodleについたらしいので、導入したら僕の仕事がかなり楽になります。
これまでずっと、15個の課題で書いてくれたコードを、240人分僕が1人で見て、見た時に僕が脳内で実行してみて、動きそうだったら合格っていうのをやってました。それがかなりの負担で。できればコンピュータにでも判定させたいと思っています。
で、ここまで夢が膨らんだので、実際にMoodleBoxを使ってみました。
MoodleBox | MoodleBox installation
日本語で書かれたブログがないなぁなんて思っていたんですが、公式のドキュメントが一番詳しくて、わかりやすかったです。英語ですけど、それとなく流れもわかりますし、なんとなく読めました。
そうしたらこれ、僕が考えていた使用方法とは結構違っていました。
まずこのMoodleBoxのイメージを、Raspberry Pi ImagerというOSをSDカードに書き込むアプリを使って流し込みます。ここまでは他のRaspberry Pi OSをSDカードに書き込むのと変わりません。
っていうかMoodleBoxが公式のイメージ書き込みツールに登録されてるのがすごい。
で、その後はSDカードをラズパイに入れて起動。そうすると、ラズパイがWIFIのアクセスポイントとして機能するようになり、MoodleBoxという名前のSSIDがWIFIの画面に出てくるようになります。
そのWIFIに接続した状態でhttp://moodlebox.homeにアクセスすることで、Moodleが使える仕組みです。
つまり完全なローカル環境。もしMoodleBoxで課題を出したら、ラズパイを持っている僕のところまで生徒がやってきて、WIFIに接続して提出する必要があります。
これはこれで、なかなか新鮮な感じがします。
ただこの場合、課題などのデータを校内のみで扱うことができるものの、生徒が自宅から課題の提出ができないのが残念でした。
でもドキュメントを読んでいると、使い方のポリシーに触れている感じがして、そこに込められたメッセージを考えたくなります。
Moodleをローカル環境で動かせる形で持ち歩くことで、ネット回線が遅くても関係なくなります。考え方さえ理解すれば、筋は通っていると思います。
ただね、このMoodleBoxをラズパイZero2に入れてみたところ、すぐスワップするようになりました。本体もめちゃくちゃ熱くなりました。
明らかにメモリ不足の症状です。やっぱりZero系にはきつい。ページが表示されようとも、ただアクセスするだけでここまで重たくなるなんて。
MoodleBoxの仕組みを使うことで、かえって面倒なことになってる感じがしました。それに、例えば1クラス分のクライアントが接続してくる状況を想像しても、全員が快適に利用するのは無理だと思うんですよ。
用途が増えた。これが更にもう1台ラズパイ4が買えたら良いなと思った理由です。
それか、ブログ用に契約しているレンタルサーバに Moodleのディレクトリだけ置いて、実行時に接続するデータベースサーバだけをラズパイにやらせても良いのでは。
この考えなら、ラズパイが担ってくれるのはデータベースだけです。新たにラズパイを買わずとも実現できそう。
というわけで、2学期に実施するプログラミングの授業までに、どうにかして Moodleを導入できないかと試行錯誤したお話でした。
JAVA版のMinecraftにハマる
ラズパイの影響が出てきたのが、マイクラです。ここ数日、Minecraftに関するポストが増えました。あぁ、ポストって言いにくい。ツイートがいい。
昨年くらいかな、Minecraftの統合版をiPadでやるようになって、エンダードラゴン討伐と、エリトラを手に入れるところまでやりました。一言でいうと、エンディングを見るところまで進めたということです。
そこからは、自分自身で目標を決めて、欲しいアイテムを探しに行ったり、みた事がない景色を見に行ったりと、自由に過ごしてきました。
ただいつからかな、それでもやる事がなくなってしまって、Minecraftはちょっともう、いいかなと思えてきて、次第にログインすることもなくなっていきました。
ちょうどその頃にDX本の話があって、ひたすら文章を書きまくる日々も始まったので、そこまでマイクラそのものに熱を入れられる状況でもなくなりました。
それから少し経って、ThinkPadを買ったりしたので、ベンチマークとしてマイクラを入れて起動するってのをやりました。ほうほう、これがJAVA版のマイクラか。
ちょっとだけ、サバイバルをやってみようかな。作業台を作って、木材を更に集めて、石掘って、かまど、木炭作る。松明できた。焚き火台も。羊おったでベッドを作る。当面の予定はゴーレムトラップ。
・・・?、はて、俺はこの5時間、何をやってたんだべか。
プレイしてみてわかったのが、レシピ。統合版マイクラでは材料さえ手に入ったらアイテムを作り出せます。JAVA版だとアイテムを入手すてレシピが開放されないと、作ることができなかったりします。なので統合版と比べるとちょっと面倒です。でも、そこがいい。
それとまだThinkPad本体にワールドが保存してある状態ですが、マイクラ用のサーバを色々と調べてみると、統合版向けのサーバの選択肢が本当に少なくて、マイクラ用サーバのアプリはほとんどがJAVA版向けでした。
ラズパイ4にマイクラサーバをやらせる事だってできます。
オープンな場ではなくて、あくまで友人同士で楽しむような場所。いつかそんなサーバーも作りたい。僕ね、授業以外で、誰かと一緒にマイクラで遊んだことないんですよ。
メンバーを募って、一緒にマイクラをやりたいンゴねぇ。
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