生きることにこだわりを。魚住惇です。
Appleから新型iPadが発表されました。 やっと会えたね。待っていましたよ。
21時に子どもの寝かしつけをしつつ自分も寝て、1時ごろに運よく目が覚めました。ちょうどその頃、妻のゆかさんもたまたま起きていたので、2時からの発表を2人で一緒に見ていました。
Apple発表イベント「Spring Loaded」で発表されたもの
今回のAppleのイベントで発表されたものは大きく分けて
AirTag(忘れ物防止タグ)
パープル色のiPhone
Apple TV 4K
M1 iMac
Touch ID搭載MagicKeyboard
M1 iPad Pro
Appleのイベント - 2021年4月 - Apple(日本)
個人的にはiPad Proをずっと待っていたので、購入確定です。 AirTagはiPhone11の頃から噂されていたので、「やっと出たか」という印象でした。iPhone11以降とApple Watch series 6に搭載されたU1チップを搭載し、空間情報のやりとりをしてくれるAirTagは、Apple純正アプリ「探す」で使えるからこそ意味があるものだと思います。
僕の場合はこれまでMAMORIOという忘れ物防止タグを使っていましたが、専用アプリを入れないと使えなかったり、バッテリーが数ヶ月で切れるという心配があったので、いつしか使わなくなってしまいました。
Apple純正のAirTagが4個セットで12800円は、結構魅力的です。
AppleTVは第4世代がまだまだ現役なので正直買う気がしませんが、リモコンは使いやすくなったなぁと思います。丸い方向きーをiPodのようにクイックホイール操作ができるのを知ったとき、「おー、Appleといえばこの操作だよね」と思いながら見ていました。
M1 iMacは、「やっぱ出るだろうな」と思っていたものの1つでした。24インチだけにしたのは、ヘビーユーザー以外が満足するであろう平均的なものにするためでしょう。
個人的には光沢ガラスが苦手なので、ノングレアにできないiMacは購入対象外です。ゆかさんは、「これだけになれば、ケーブルが減るのにねぇ」と言っていましたが。
そしてiPad Proですよ。まさか、M1をそのまま乗せてくるなんて・・・。てっきりA14XかA14Zにでもするのかと思っていました。 USB-Cで使える領域がThunderboltになったことで、接続できるデバイスが格段に増えます。 ここまでくるとiPadとMacの違いがデバイスの形状だけになるので、次のWWDCで発表されるであろうiPad OS15の進化が楽しみです。
愛知県で教員をやっている自分としては、教員が個人のパソコンを学校に持ち込むことに対して、ネットワーク管理者として私物パソコン撲滅運動を行なったので、校内でMacBookを持ち歩くことに強い抵抗があります。
しかしタブレット端末は別物扱いです。特別支援学校を中心にiPadの有用性が認識され、「iPadで授業」というのはステータスとして見られることが増えてきました。
そこで新型iPad Proですよ。僕はもう、「M1チップ搭載のiPadを学校で持ち歩く自分の姿」を想像するだけで、ワクワクが止まりません。考えるだけでニヤニヤします。
ただし気になるのは、新型iPad Proと一緒に発表された白いMagic Keyboardです。発表の動画では「今回新しく魅力的なホワイトのカラーでも提供します。」とだけ説明がありました。
Apple公式サイトでMagic Keyboardのページを見てみると、対応するモデルとして
12.9インチiPad Pro(第3世代、第4世代、第5世代)
11インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)
iPad Air(第4世代)
と書かれています。これだけを見ると、「あ、Magic Keyboardは、多くの世代に対応できるんだ」ということがわかります。
ただし、従来の色であるブラックを選んだとしても、商品ページの「New」が消えませんでした。僕はここが気になりました。
ひょっとして、微妙にカメラ穴部分の調整をしたから、ブラックも新しいモデルになったのではないか?と想像できるのです。
まぁそこまでサイズも変わらないことから、無用な心配であればそれに越したことはないのですが、Appleのこの言い回し、そしてMagic Keyboardのブラックでさえも「注文は4月30日から。」と表示されて、今購入できないようになっていることを考えると、なかなか嫌な予感がします。
僕の考え過ぎなだけであることを祈ります。
これより下の部分は、Appleの発表前に書いたものです。 近況報告と、今回もちょっとしたこだわりにお付き合いください。
愛知県高等学校情報教育研究会の役員になりました
今年度、研究会会長より正式にオファーをいただき、愛知県高等学校情報教育研究会の役員になりました。
愛知県では情報科の教員として採用された先生が50人ほどしかいません。しかも情報の授業の単位数の関係で、各校に1人もしくは0人という現状があります。僕が働いている高校も、情報の先生は僕だけです。周りに授業の内容について質問したり相談する相手がいません。
こうした事情から、愛知県の情報の先生同士が繋がり、互いに学び合い情報共有しましょう!という会が、「愛知県高等学校情報教育研究会」です。
愛知県高等学校情報教育研究会 http://aikojoken.jp/
まだ僕の名前は入っていませんが、今年度の情報に更新され次第、ここに追記されるはずです。
僕自身、以前は総会や研究会に顔を出すだけの立場でしたが、この度「役員をやってくれないか?」という話をいただけたのでお受けしました。
情報の先生が全国で少ない問題。これは愛知県だけでなく、日本全国で起こっている問題です。
小学生の頃に電子工作とコンピュータに目覚め、中学生でプログラミングを独学で覚えて、高校生で自作PCにハマり、大学生でLinuxとHHKBにハマる。
あまり勉強はしてきませんでしたが、とことんコンピュータと接してきた僕が情報科の教員として採用されたことは、本当に誇りに思います。
令和4年度に入学してくる子供たちの情報の入試対策、本当に楽しみです。
マグネットケーブルって便利ぃ!
もっと早く導入していたら良かったなって、本気で思ったケーブルです。
先端がLightning、MicroUSB、USB-Cの端子が用意されていて、マグネットでカチッとくっつきます。 一度これを使ってしまうと、「ケーブルを挿す」という作業がなくなってマジで心地よい。
事の発端は、自作キーボードを制御するProMicroというarduino基盤のMicroUSB端子がもげた事でした。 肝心なもげた写真を撮り忘れてしまいましたが、今回半田付けした箇所はここです。
HHKBのキー2個分の大きさの基盤の中の、この青い部分を半田付けし直しました。もう2度とやりたくないです。
こんなやわい部分のコネクタにケーブルを抜き差しするなんて、毎回根本から折れてくれって言っているようなものです。
なのでマグネットケーブルの端子を差しっぱなしにしておこうと考えたのでした。
こんな感じです。このケーブル、L字に曲がってくれるので取り回しがし易いです。
HHKBにも付けてみました。ちゃんと認識して使えます。
そもそも僕が購入したのは、株式会社アトラスというメーカーが輸入販売しているものです。 アトラスと言っても、ゲームメーカーではない、輸入販売業者です。
このサイト、せめてSSL化して欲しいものです。
マグネットケーブル購入にあたって、一番困ったのが、この光景を目にしたことでした。
どれも怪しいと思ってしまう、現代Amazon特有のこの現象です。 ワイヤレスイヤホンと同じ現象が、マグネットケーブルでも起こっていました。
もう、まともに使えるケーブルなんて1本もないんじゃないか? そんな気にさせてくれる画面ですね。 きっといろんなところで中華レビューが蔓延っていることでしょう。
電撃ビリビリと令和最新版は信じてはいけません。
とりあえず、商品タイトルにメーカー名が付いていたものを選んでみた結果、株式会社アトラスが輸入販売しているものに行きつきました。
多分どれ買っても一緒だと思いますけどね。
マグネットケーブルは便利なんですが、使っていて怖いなと思うのが、こういう事故です。
中華製品は、こういうところの安全設計が不安です。かといって、サンワサプライで出ているものもきっとどこかのOEMです。 そう考えると、どこの製品を使うのかは、完全に自己責任の世界です。
でも、それでもマグネットのケーブルは、良かったですよ。USBPDとか、充電系に使わないのなら、自作キーボードのProMicroのMicroUSB端子を痛めなくてとても良い選択でした。
そうそう、次回あたりで、自作キーボードについても触れたいと思います。お楽しみに。
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