生きることにこだわりを。魚住惇です。 今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
iPadOS15のクイックメモとGoodNotes5で実現する快適勉強環境
最近、情報Ⅰの入試対策として、「情報の科学」という科目の、特に苦手だった分野の復習をしています。 特に浮動小数点のあたりが僕は苦手でして。それをiPadで勉強し直そうと考えたのでした。 そこでふと、「あーそういえば、iPadOS15にはクイックメモっていう、画面端からシュッと出てくるメモが追加されたなぁ」なんてことを思い出したのです。
試してみて思いました。これは、凄い。
Webを見ながらメモを取る習慣が身についた
京都産業大学の研究室のページだと思うんですが、2進数の負の数について勉強しようと思って検索したら出てきました。
で、まぁ画面の中の文章を範囲選択して、クイックメモに追記すれば、引用文とリンクが挿入される。更にそのページの文章にハイライトが付く。ここまではよく見るお話です。
あと、そのページにアクセスした際、「ぼくいる?」って感じにクイックメモが顔を出してくる感じが可愛いくて好きです。
ですが、本当に便利なのは、Safari以外のクイックメモ対応アプリも併用した場合だったんですよ。
GoodNotesのノートリンクもクイックメモに貼れる
さてここまでは、AppleのiPadOS15の発表で見た通りです。僕が今回言いたいのはGoodNotes5です。
なんと、SafariとGoodNotes5をSplitViewで並べながらクイックメモを開いていたら、クイックメモに「GoodNotes5」の文字が出たんですよ。それをタップしてみると、GoodNotes5の今開いているノートへのリンクがクイックメモに貼れたではありませんか。 これは個人的に発見でした。てっきりSafariしか対応してないと思ったのに。
このGoodNotes5のアイコンをタップすると、ちゃんとその時のノートを開いてくれます。事前に他のノートを開いた状態でGoodNotes5を閉じたとしても、リンクの通りのノートを開いてくれるってことは、GoodNotes5の特定のノートへのリンクだということです。
これは、本当に凄いことです。まだ対応しているアプリがGoodNotes5しか見つけられていないのが惜しいくらいの機能です。
この機能を見る限り、Appleは純正メモアプリを、知識のハブ的な存在にしないんじゃないでしょうか。メモアプリを通してSafariや他のアプリにリンクした知識にアクセスできる、いわば知識のまとめの場としてメモアプリを進化させたわけです。 調べ物やアイディアなどをまとめて、考えを練る空間としてメモアプリを提供してきたということです。これは果たして、「メモ」のアプリなんでしょうか。 同じような名前でWindowsに最初からインストールされている「メモ帳」とは大きな違いです。
他のフォルダのメモをクイックメモに移動できる
それから、メモを整理していて気づいたことがあります。
「クイックメモ」で編集していたメモを、他のフォルダに移動することができます。これはまぁ、当然のようにできる作業です。 問題は他のフォルダから「クイックメモ」に移動した場合です。
これをやると、元のフォルダにメモが残ったまま、「クイックメモ」にも同じ内容のメモが追加されていることに気づきました。 しかも、どちらかを編集すれば、もう片方にも反映されていました。つまり、同じメモをクイックメモにも表示しているっていう表現が正しいのでしょう。エイリアスみたいなイメージです。 ただし、クイックメモから削除してしまうと、元のフォルダからも削除されるという、エイリアスとは違って結構繋がりが深い関係です。
これを何かに生かすとすれば、「さっとあのメモを見たい。でもメモアプリを起動するのが手間だ」と思えるくらいの、頻繁に見るメモなどを、「クイックメモ」に移動しておくことだと僕は考えました。 頻繁に入力を迫られるパスワードなどはちょっと気が引けますが、何度も見なければならないメモなどを「クイックメモ」にも入れておくと、気になった時に画面端からシュッと出せる。そして追記もできる。そんなメモを追加しておくと、iPadでの作業が捗るんじゃないでしょうか。
僕は今回、勉強する時に使ってみましたけど、他のアプリが対応すれば、ますますiPadでの作業効率が、PCよりも優れたものになると思います。これだからiPadはやめられないわ。
Google認定教育者レベル2に合格しました
既にTwitterにも投稿した内容ですが、Google認定教育者レベル2に合格しました。 個人で勉強して、Googleに直接試験を申し込んで受験する人もいるかもしれませんが、僕の場合は業者による集中講義的なセミナーを受けて、試験を受験しました。費用は愛知県が負担してくださいました。
レベル1の試験はまさにモデルナ2回目の副反応で発熱していたので、そういう意味でしんどかったんです。今回のレベル2は万全の体調で挑んで、そこそこ集中して受験できました。
問題については詳しくは明かせませんが、やっぱりGoogle独特の考え方というか、文言というか表現が盛りだくさんで、「これは独学では受からないよなぁ」というのが正直な感想です。試験対策セミナーって、そういう意味では有益でした。
これで僕のGoogleの勉強が終わりかと思いきや、1月の下旬に次のセミナーの日程が入っているのを思い出しました。どうやらGoogle Master Trainer Programというものに僕は申し込んだようで、「Google認定トレーナーを取得するまでの支援」という位置付けだそうです。
改めて申し込んだ時の文書を読み直して、「あ、僕は認定トレーナーまで目指すのね」と改めて確認しました。 とりあえず来年まで、Googleはお休みすることにします。
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