iPadとMacBook、融合してくれ
生きることにこだわりを。魚住惇です。 勤務校では今、3年生だけが学年末考査を実施しています。1年生と2年生は通常授業です。僕の担当科目の多くは1年生なので、テストのことも考えつつ授業に行くという。
いつもよりもリソースを使っている感じがあります。1年生の授業を早く抜けて3年生のSTをやることもありました。情報の授業はTTの先生がいてくださるので、なんとかなっている感じ。ああ、3年生だけの科目を担当されている先生方が羨ましい。
とはいえ他校の情報の先生だと、ずっと1年生を担当されたりします。上位学年の科目がない以上、ずっと持ち上がらないわけです。それはそれで、生徒の卒業に携われないのはどこか寂しい。
そう思うと、今は3年生担任という貴重な体験をさせてもらえているんだなと実感できます。本当にありがたい話です。
そんな側で、新たな物欲とも戦っています。今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
新型iPad Proに対して思うこと
iPad ProのM3搭載モデルが、3月ごろに発表されるらしいですね。
Bloomberg:Apple、2024年3月にデザインを刷新したiPad Proなどを発表し、iPadラインアップの明確な棲み分けを進める | NEWS | Mac OTAKARA
僕はこれまで、iPad Proを毎年のように買い替えてきましたが、このマラソンも走り続けるのが厳しいなと思えてきました。日本円はどんどん安くなるし、DX本がiPad本と比べて全然売れませんでしたし。
そりゃ結婚して子供も生まれたら、人生は自分だけのマラソンではなくなるので、独身時代と同じ感覚で生きるのは不可能です。それでもずっと、iPad Proマラソンは走り続けてきました。
勝手な予想ですが、これまでのAppleの動きから察して、12.9インチモデルはiPad Airとして製造され続けるだろうなとは思います。AirはiPhoneで言うSE的な存在ですから。
そして噂されている通り、iPad Proは2018年から続けてきたモデルをAirに譲って、新しいモデルとして展開するのでしょう。
ここで僕が期待したいのが、何度も話しているMacモードです。もしくは完全なデスクトップモード。
Magic Keyboardがアルミ製となり、見た目がMacBookとほぼ似たような感じになるのなら、同じような用途に使いたい。カメラだって横向きで使う位置に最適化されるのならその方が理にかなってる。
しかも次のiPad Proの大きさ。11インチと13インチだそうじゃないですか。もうそれかつてのMacBookAirだから。
iPhone15だってMacBookAirと似たような価格。もう今の時代、コンピュータそのものの性能が変わらないレベルにまで進化しました。MacなんてIntelからArmへと逆転現象まで起きました。
ここまできたらもう、1つのデバイスを如何に多くの用途で使うかどうかだと思うんですよ。今は便宜上、仕方なく別々のデバイスを使っているだけで、人がその瞬間に意識的に使いこなしているデバイスはいつも1台ですから。
iPhoneとiPadとMacを持っているとしても、iPhoneを使っている瞬間はiPadとMacは使ってないわけで。デバイスそのものが用途に応じて変化してくれるのが理想です。
Appleはそりゃ別デバイスにした方がその分売り上げも伸びるわけなので、デスクトップですよラップトップですよ電話ですよ板ですよ時計ですよメガネですよって、たくさん種類を出してみんな買ってもらうのが良いですよね。
でも、ごちゃごちゃしていて美しくないことにも、そろそろ気づいてほしい。手始めに、iPadとMacBookを融合するところから始めてほしい。
というか既にM1以降のMacでiPadアプリが動くんだったら、もうその一歩手前まで来ていると思うんですよ。
実現するなら、デュアルブートか、モード切り替えか。ストレージはどうやって共有するのか。想像することはたくさんありますが、これだけ高性能なデバイスを複数台持ち歩く人がいるのだから、できればもっとスマートにしたい。
そう思うのは、僕だけでしょうか。
世間では2 in 1デバイスが増えていますし、その一方でAppleは否定してきました。これまでのことを思うと、うまく融合できなかったんじゃないかとも思えます。
僕自身もM2 iPad Proを使っていて、iPadOS17を使っていて、StageManagerを使ってやっとこさ融合できるなと実感が湧いてきました。タイミングはここなんじゃないかと思うのです。
Appleさん、待ってます。
Raspberry Pi 5の使い道
買いました。技適を通ったという噂を耳にしたので、現在販売されているものを購入しました。
僕が購入したのは、技適がプリントされていないバージョンです。本体にディスプレイが搭載されていないデバイスなので、基板にプリントされているか、もしくはディスプレイに出力した際に技適マークが表示できれば良い話なので、1月11日に通ったとされる一般社団法人タコヤキのハンコが押された証明書のPDFをRaspiOSのデスクトップに貼り付けました。
これでもアウトなら総務省に届け出るか、WIFIを使わずに有線LANのみで使うまでです。
性能面では前のモデルであるRaspberry Pi 4と比べて2倍以上アップ。これは嬉しい。しかも拡張カードを使えばM.2 SSDというPC用のSSDまで搭載できるので、これはもう十分にデスクトップマシンとして使える性能なんじゃないかと思いました。
ただ、OSがね。Windowsをインストールする方法もなくなないんですが、WIFIモジュールのデバイスドライバがArm版Windowsにはないので、普通に使うにはちょっと手間です。
それと色々と試してわかったのが、Raspberry Pi 5をUSB-Cで接続したときにethernetとして認識させるUSB OTGという仕組みが、まだ5ではできないようでした。バグとしてGitLabにissueが上がっているところまでは発見しましたが、まだfixまで至ってない様子でした。
Pi 5 dwc2 overlay fails · Issue #77 · raspberrypi/bookworm-feedback · GitHub
Raspberry Pi4の環境としては整えてありますが、やっぱりデスクトップとして使っていると動作が遅いなと思っていて、5が出たら買おうと思っていました。
で、技適マークありバージョンが出てくる前に買ってみたんですけどね。まだ使えなかったというオチでした。
iPad Proが例えこれまで通りのiPadであり続けるのなら、もうラズパイを使うしかないかなとも思ったのでした。しかしそれも前途多難。自分がどうこうできる問題ではないので、これもまた寝かせなければなりません。
その間、このラズパイ5はどうしようかな。生徒用に開放しているmoodleサーバに使ってしまっては、自由に遊べないし。かといってそのまま寝かせておくのも勿体無いし。最新デバイスをいち早く入手すると、こういう弊害もあるんですよね。
まだしばらくは4を使いつつ、5用のアップデートができたら乗り換えるもんね。自分はβ版などの新しいものに手を出すことが多いので、自ら人柱になることがよくあります。
Raspberry Pi5は流石に昨年9月に海外で発売したデバイスなので、もう頃合いでしょという感じがしたんですが、まだまだのようです。
一応日本で先行で手に入れた人のブログなどは一通り漁っていたんですけどね。iPadと接続してどうのこうのというのをやってる人がいなかったんですよ。USB OTGは便利なんだけどなぁ。
ひとまず寝かせます。寝かせた結果、新型iPad ProがMacのように使えるとなったらどうしよかな。
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