生きることにこだわりを。こんにちは、魚住惇です。
WordPressで作ったブログを13年続けてきました。名前もドメインもちょくちょく変えてきましたが、現在のブログ名は「さいとめらいふ」です。 2年前からPodcast「さおとめおとらいふ」を不定期ですが配信しています。 そんな中、Substackというサービスを使って、News Letterを配信してみることにしました。
このニュースレターで発信する内容
僕が尊敬する方々が、どんどんSubstackを使って情報発信をしていく中で、自分は何を話せるだろうか。 つまり、どんな内容を知的生産できるだろうか。ずっと考えてきました。 考えれば考えるほど出てくるのは、ブログに書こうかどうか迷うほど短く、しかしTwitterで配信するには長い文章の塊でした。 で、「そうか、じゃあそれくらいの内容を配信したら良いじゃん」と思ったわけです。
応援される先生になりたい
僕は教師という職業である以上、人から応援されるような教師でありたいと考えています。 これは部活動での指導でも、子どもたちによく言っていました。 運動部ではスポーツ活動をさせます。当然、テクニックに長けている生徒がいるチームは強くなります。 しかし、スポーツクラブではない、あくまで学校での部活動となると、試合の成績よりも大切なことがあります。 みんなから応援されるチームを目指すこと です。 誰からも応援されないチームが試合に勝ってしまっても、誰も嬉しくない。なら僕たちは、地域から、みんなから応援されるチームを目指そうじゃないか。 部顧問として、そう子どもたちに教えてきた身であるならば、顧問としてあるべき姿もまた見えてきます。
僕は2019年12月に、Twitterを実名に変更しました。ブログも実名にしました。 HHKBや本の出版を通して、きっと実名を使う頻度が多くなるだろいうということを考えての変更でした。
それと、「先生がSNSをやっている」ことについて、どうしてもマイナスイメージがあります。 この理由ははっきりしていて、教員がSNSを利用することで不祥事が発覚した事案が過去にあったからです。Facebookに集合写真を投稿したり、職場の愚痴を書き込むことがあったからでした。それを見つけた生徒や保護者は、良くは思わないでしょう。 今のところ、徹底できているのは、
勤務時間にツイートしない
学校内のことに関してツイートしない
見られていることを意識する
この3つです(たぶん)。 GIGAスクール関連でのモヤモヤが溜まった時期もありましたが、完全なダークサイドに堕ちることなくここまでこれました。 それもこれも、僕自身が応援される存在でありたいからです。 初任者の頃は、「先生がTwitterなんかやっちゃいかん!」と言われたこともありましたが、兼職兼業も含めて、この度認めてもらえたことが励みになりました。
ここ数年で見かけるようになった諸先生方のTwitterアカウントで、結構学校の内情を話しているのを見て、ますます自分の進むべき方向を考えるきっかけとなった今日この頃です。
兼職兼業の手続きが通りました
先程チラッと兼職兼業について書いてしまいましたが、2021年3月10日、愛知県教育委員会よりブログ記事執筆とNews Letter配信に関する兼職兼業の許可が下りました。 僕は愛知県に採用された教育公務員です。社会全体の奉仕者として働きます。副業は原則認められません。 ただし、太陽光発電や株式投資、教育に関わる活動であれば、認められる場合があります。 私立の教員であれば、その学校法人との契約内容によって副業が認められる場合もありますが、公務員は法律で禁じられているので、許可を得る必要がありました。
他の教員ブロガーさんたち、アドセンス通りました!とか宣言しているのをたまに見かけますが、兼職兼業手続き、されているのかしら。
兼職兼業手続きの苦労話
これまで、『教師のiPad仕事術』や他の原稿を執筆したり、講演会を行う際、兼職兼業手続きをしてきました。 公務員が給与以外からお金を得ることは、原則禁止です。ただし、株式や太陽光発電、書籍執筆などは届出を出すことで例外的に認められています。ここでのポイントは、「ブログという活動は、認められるのか」です。 書籍や講演会は、既に他の先生方で認められた前例があるので許可が下りやすい特徴があります。しかし、ブログとなると話は別でした。
まず、ブログをやっていることと、それについての兼職兼業手続きをお願いする際に、管理職から言われたのは次の2つでした。
ブログの記事数はどれくらいか
これまでの記事一覧を出してほしい
ん〜どうしたら良いものかーと思ったので、WordPressのデータベースから記事タイトルと日付をダンプしたものを印刷して提出しました。A4で43ページほどになりました。
その後、ブログの記事やNewsLetterの原稿を書くことにおいて、次の2点について効果があるのかを聞かれました。
学校教育へのプラスの効果
情報科教育の資質・力量に対する効果について
一言で言えば、「それ、やる必要あるの?」です。特に今の時代、管理職の先生が気にされているのは、SNS上の不適切な書き込みによる炎上騒ぎです。「臭いものには蓋をする」「寝た子を起こさない」と言う表現があるように、問題の因子そのものが存在しなければ、問題など起きるはずがありません。
今回の僕の場合は既にネット上の様々な記事で「魚住惇」という名前が登場していること。それに加えてこれまで炎上して学校にも迷惑がかかっていなかったことが、今回の許可に繋がったのではないかと考えています。
来週はいよいよAppleの発表
さて、2021年3月24日は、Appleの発表があると言われています。
なんかもう、AmazonではiPad mini 第6世代用の保護ガラスが出ちゃっていますね。 こういうデザインになるのでしょうか。 僕はiPad Pro 11インチを買う予定です。きっと出ますよね。 Magic Keyboard、買って正解でした。これについてもまたどこかで話すとしましょう。
こだわりらいふNewsLetterは、毎週水曜日にしようと考えています。 ジャンルはその都度違うかもしれませんが、教育のこと、iPadのこと、ガジェットのことなどを書く予定です。 よろしければご登録ください。 今後もよろしくお願いいたします。
ニュースレター配信開始おめでとうございます。
『兼職兼業手続きの苦労話』なかなか大変でしたね。
HHKB、iPad、教育現場でのICT活用など楽しみにしてます。