生きることにこだわりを。魚住惇です。
今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
今日6月18日で39歳になりました。現在正規の教員11年目です。本当は10年研(中堅後期)という法律で定められた研修を受ける年になっていますが、弾力化措置という前倒しで受けられる制度を利用して、昨年度にもう済ませました。
39歳、妻がいて、子どもが5歳と2歳。ん~、順調な人生を歩んでいる気がしますね。子どもに恵まれるタイミングが、ちょっと遅かったかなぁ。10年後に長男が中学3年生で、僕が49歳でしょ。僕が59歳になったら、子どもが25歳。
いや、そこまで遅くない感じですね。65歳で定年退職するまでに、子どもがちゃんと社会人やれるなら大丈夫だ。
ここ最近、「早く定年退職したいなぁ」って思うんですよ。公務員として働いているとどうしても副業にも制約があるし、何より普段働いていると時間が足りないなとどうしても思ってしまいます。
正規で11年、非正規で6年働いていたので、教員経験としては17年くらいです。なので授業となるともう準備にも時間がかからなくなってきました。ただ同じことの繰り返しが個人的には嫌なので、毎年新しい要素を追加してブラッシュアップしながら授業をするようにしています。
それでもね、時間が足りないんですよ。ObsidianのVaultの中身だってもっと整理したいし、Switch版ときめきメモリアルだって全員のエンディングをまだ見ていません。(藤崎詩織はクリアしました。)
本当は育児にももっと参加しなければならないんですけどね。例えば、子ども2人を風呂から出してから寝るまでのちょっとした時間。この時間に色々と思いついてしまうんですよ。「あ、これ思いついた。書かないと」と思ってPCに向かうと、もうこれで育児から離脱してしまいます。
かといって育児に参加しながら使える端末はスマホのみ。これだとタイプできません。ちょっとしたことを思いついたときにも、僕としてはフルサイズのキーボードを使いたいんですよ。・・・ポメラの出番か?
39歳になってもプラモデル作ってる
そして他にもまだまだやりたいことがあります。プラモデルですよプラモデル。ちょうどこの時期の昨年のnewsletterでも、機動戦士ガンダムSEED FREEDOMに登場したキラ・ヤマトの機体であるマイティーストライクフリーダムガンダムを組んでいました。
小学校1年生の頃にはRX78-2ガンダムのプラモデルを作っていましたし、僕の年代だとSDガンダムのBB戦士を小学生時代に直撃していました。ゲーム機でいうとスーパーファミコンとプレステの間くらいにプラモデルを買うようになっていました。64は友人の家で遊ばせてもらっていました。
高校時代には機動戦士ガンダムSEEDが始まって、またガンプラを作る日々が始まりましたし、常勤講師として働いている際も、部活の合間を縫って合わせ目を消していました。社会人になっても、プラモデルを作っていたわけです。
学生時代は素組のままでしたし、やったとしても墨入れくらいで色は成型色そのままでした。そうなるとどうしてもランナーからニッパーで切り取った部分がどうしても目立ってしまうんですよね。丁寧にやすり掛けしたとしても、色が揃わないので限界を感じていました。
もうそろそろ、次の段階に行ってもいいだろう。そう思ったわけですね。最近では大人向けのミニ四駆の大会もあるんだとか。小学生だった頃の趣味を大人になってから再チャレンジするっていう遊びが、また流行っているんだろうなぁと、おもちゃ売り場などを見ているとよく思います。早く長男が小学生になってくれないかな。こちとらハイパーヨーヨーのトリックを極めたいんじゃ。
こういったものを、趣味と言うんでしょうか。自分が時間を忘れて没頭できるもの。もちろん万年筆だってキーボードだって、道具と言えば道具です。仕事道具は大好きです。好きな理由は、それそのものの効率が上がるからというのももちろんありますが、それ以上にテンションが上がったり、集めることが好きだったり。もうそれって、全然ロジカルじゃないんですよ。必要だから買うとか、便利だから買うとか。そういう次元で話しているんじゃないわけですよ。
普通は、こういう小学生時代の趣味って、一旦は卒業しますよね。ゲームや読書、勉強などの時間が中学生になるにつれて長くなると、それ以外の趣味などの時間が削られていったり、自分が対象年齢ではないと悟ると自然と卒業していく感じ。僕はというと、小学校高学年くらいからワープロやコンピュータの世界に入ったので、しばらくの間はプラモデルを作らなくなりました。ガンダムで言うとXやターンAの頃です。この2作品はリアルタイムでは見ていませんでした。ロボットアニメを見なくなりました。
中学生になって、所謂オタクという沼に身を沈めるようになってからかな、アニメイトや当時まだ久屋大通にあったゲーマーズの店舗に行くようになって、そっち方面の趣味に再度目覚めました。ここでまたロボットアニメを見るようになり、高校生になってからZガンダムやZZガンダムなどを履修していくうちにSEEDへと突入しました。
ああ、早く息子たちとガンダムの話とかしたい。おままごととかもう飽きました。本当はこんな発言だめなんでしょうけど。一緒にホラー映画とか見に行きたい。ちょっとした趣味はまだまだあるから、付き合ってもらいたいなぁ。
結局ね、最初に買ったエアブラシは、充電式にしました。バッテリー内蔵のタイプです。なので早速後悔しています。サーフェイサーを吹いていたらもうそれだけでバッテリー残量がなくなってしまって、充電するしかなくなりました。長時間作業するなら、コンプレッサーとエアブラシが別になっているもので、長時間に耐えうるものを使うしかありません。
今のところはまとまった時間が使えるわけではないので、1日の作業量を短くすることでバッテリー持続時間の範囲に作業を抑えることで対応することにしました。またちょっと、物欲のエンジンがかかり始めたところです
iPadでVSCodeが起動したら最高なのに
iPadOS26がWWDCで公開されました。Macのような見た目のデスクトップ画面、エクスポゼ、どれも素晴らしい。
学校で働いていると、タッチパネルでの操作やペンで書きこむという、タブレット端末としての威力を発揮する場面が多々あります。これまでずっと、この部分はiPadが大いに活躍してくれました。Windowsを使っているとね、Windows版GoodNotesは本当に動作がもっさりしているし、PDFの読み込みも遅いので、iPadが恋しくなります。それと電源問題。iPadってIntelCPUのWindowsタブレット端末よりも省電力なので、バッテリーの残量なんてほとんど気にしなくても良かったんですよ。
しかし生成AIなどを使うようになってからは、どうしてもiPadよりもMacやWindowsの方が使えることが多くて、あれだけ魅力的なiPadOSが発表されたとしても、まだまだiPadに再移行する踏ん切りがつきません。そう、心のどこかでは、またiPadを活用しまくる先生になりたいなって思っているんですよ。
ただ、GIGAスクールタブレットと同じように活用しようとすると、iPadやiPhoneではChromeアプリを使ってもどこかGoogleサービスが不完全な状態でしか使えません。Chromeアプリだとしても、Webkitのことを考えたらSafariですから。こういう独特な制約があるので、PCとして使えないんですよね。
ここ最近、ClaudeCodeをめちゃくちゃ愛用しています。これを動かすためには、Macでそのままターミナルを使うか、WindowsならWSLが必要です。この前試しにやってみたら、学校支給のSurface ProでもWSLでUbuntuを入れて、ClaudeCodeが使えるようになっていました。少し前まではapi.anthropic.comへのアクセスができなかったんですが、いつの間にかログインできるようになっていたんですよ。
こうしたことを考えると、iPadではどうしても制約がありすぎて、相性の悪さを感じてしまいました。でも指で操作しているときの操作感は本当にすばらしいし。
今、一番感動しているのは、ClaudeCodeにObsidianのVaultを読み込ませたときの挙動です。これをiPadで実現しようと思うと、ラズパイを使うのがベストだなというところまでは考えられます。ただラズパイ上でClaudeCodeが動いたとしても、そのラズパイにどうやってObsidianのVaultのファイルを移行するのか。そこも一工夫必要です。
いやーそこまでやるならWindowsのままで良いかなというのが、現在の結論です。iPadで新しい動きがあるたびに、早くWindowsタブレットのようなMacが出てくれないかなぁなんて思ったりしています。
AIくんは自分の勉強のために使うと素晴らしい
ClaudeのProプランの年間プランが登場したのをきっかけに、すぐにプランを月ではなく年間に切り替えました。ただしCursorだとかが話題になった時にはまた別料金が発生したり、Claude DesktopとMCPを組み合わせる手法などを用いるとProプランでありながらAPIの料金まで青天井に発生するという、なんかもうProプランに年間で加入したことを結構後悔していた時期があったんですよ。
でも最近になって、Claude CodeがProプランでも動くようになりました。マシンにNode.jsとnvmが入っていたら動くとのこと。これが本当に素晴らしくてね。もう他のAIに戻れなくなりそうです。MCPにも同じことが言えますが、チャット型AIとのやりとりって、結構面倒なんですよね。
例えばプログラミングを手伝ってもらっている時に、コードの修正案を書いてもらって、それをVSCodeにコピペして動かして、その時に出たエラーをまた貼って修正を仰いで。みたいなことを結構やっていました。前任校のWebサイトを作った時なんかはずっとそれでした。
でも今は、Claude Codeが半自動でやってくれます。修正箇所などのまとめも作らせておくと、どこをどう編集したのかもログとして残してくれます。日本語にも対応しているし、本当に快適です。もう時代もここまで来たかという感じです。
Claudeくんに課金するようになったのは確かまだ2024年が始まった頃です。あれから1年ほどでここまで進化するとは。AIというのは本当に恐ろしいです。
それとね、今年度から工業高校で勤務するにあたって、もう毎日が勉強の連続だったりします。例えば情報Ⅰでも論理回路でANDやOR、NOT回路などを学ぶんですが、もう今思えば本当に恥ずかしくてね。それらをそのまま教えるのが。
だって電気科の2年生や3年生は論理式とかを勉強したり、下手したらn型半導体やp型半導体とかの段階から学習を始めて、電位差とかトランジスタとかをやってから実際の回路図の設計とかに入っていくんですよ。
もうそれをすっ飛ばして情報Ⅰではざっくりと論理回路だけをやるもんだから、本当になんか、教科書だけの知識だけで教えている自分が恥ずかしくなってきます。工業科の先生方とそういう話題で話すにしても、僕の知識なんてどこかで頭打ちしてしまうかもしれないという恐怖を克服しなければなりません。
その克服方法というのが、勉強なわけです。こっちがわからない、知らないことは、知って理解するしかありません。そういう時にもClaudeくんに聞きまくりです。もうすぐリミットまで達してしまうので、そういう時だけChatGPTを使ったりします。
これがまた楽しくてね。ここ最近はずっと休み時間にClaudeくんに論理回路のことを聞いてばかりいます。
先日、赴任先の学校でも情報モラル講話を行なって、感想を読ませてもらっているんですが、まぁ生成AIが書いたような文章が多いこと多いこと。普通ならそんなことがあったら、生徒を職員室に呼び出してまで追求する事案なのかもしれません。
でも一方で、今の時代に感想を書かせるなんていうことをやらせている時点で、生成AIにできてしまうような課題の内容を出してしまったこちらの落ち度であるとも言えるわけです。
学校でいかに禁止しようとも、もう子どもたちだってAIを使います。新しいiPhoneには標準で入っていますから当然ですよね。今の時代だからこそ、有意義な課題を出さなければならないなぁと思い知らされるのでした。
今の所、学業においての正解だったら、自分の代わりに宿題をやらせるんじゃなくて、わからない部分を何度も何度もわかりやすく教えてくれるようにお願いすることだと思うんですけどね。
昨年度みたいに、今年度もどこかで生成AIの授業をやりたいなとただいま考え中だったりします。
今回のnewsletterは以上となります。ちょっと短い小話が多めになってしまいました。
実はね、誕生日に先立って、買わせてもらったんですよ。エアコンを。今のアパートのPCデスクが置いてある部屋のエアコン、昨年の秋ごろに壊れてたんです。
11月中旬には新築の家が完成し、引き渡しを迎えるので、今年くらいは我慢するかなぁなんて考えていたんですが、もう昨日から猛暑になってしまって、これはいかんと妻のゆかさんも思ってくださって、昨日の夕飯の後に子どもたちを連れてJoshinでエアコンを買い付けてきました。
明日の昼間に工事が行われます。ああ、待ち遠しい。暑いと集中できないので文章が短くなりがちです。早くSwitchBotに繋いで、自分が帰宅途中にエアコンを動かすってのをやりたいなぁ。ゆかさん、ありがとう。
いかん、ついつい話が長くなってしまいました。「いいね」を押していただけるとうれしいです。内容に関するご意見ご感想がありましたら、「#こだわりらいふ」をつけたツイートや、Substack内のコメントまでお願いします。