Appleにときめかなくなる現象に名前を付けたい
生きることにこだわりを。魚住惇です。 今週もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
Storm44の2台目制作開始
昨日のことです。学校にStorm44を忘れてしまいました。 帰宅する前に職員室の机上を片づけて、カバンの中に入れる準備までしたんですけどね。その後にStorm44をカバンの中に入れずに帰ってしまいました。
帰宅して、お弁当箱を流し台に出して、あ!!!!ああああああああああ忘れたああああああああと一人自宅で悶えていました。
幸い自宅にはHHKBが何台もあるのでキーボードには困りませんでしたが、テンションはガタ落ちでした。
その光景を見て妻のゆかさんは「帰ってからキーボードなんてほとんど使わないじゃん」と一言発言されたので、
確かにそうだ
忘れたことそのものが不覚
使わないとは失礼な!
という思いが頭の中で渦巻いてぬおーーーーってなっていました。 そこで思いついた解決策が、
自宅と職場でそれぞれStorm44を用意すること。
でした。というかそもそも自宅にも職場にもStorm44が存在していたら、この問題は問題ですらなくなります。
こうした経緯があって、僕はStorm44の2台目を作ることを決意したのでした。
既に必要な部品の手配は済みました。 Zincという自作キーボードがキーの1つ1つにLEDを取り付けることができて、それがまた光らせるとテンションが上がる輝きでした。
これを踏襲したいと常々思っていました。
ただし、Storm44に使った基板SU120にはLEDが実装できないようになっていました。これには理由があって、キースイッチのソケットをMXにもロープロファイルにも対応させるためでした。 つまり、通常のサイズのキースイッチとLEDが実装できる1Uサイズの回路があれば、僕の目的は達成できると考えました。
そんな基板、あるんかいな。
ありました。魔界鍵盤製作所といい、無限の可能性といい、なんかこの中二病な印象が漂ってくる感じ、好きです。
これなら自分が作りたいものを作ることができるんじゃないかと考えました。 ただこれ、1Uサイズの基板が25個繋がっているセットなので、ProMicroやリセットスイッチなどを配置する部分の基板も別で必要です。
その部分については、ロータリーエンコーダを使いたいとも考えているので、SU120のProMicro部分の基板を流用することにしました。 自作キーボードのこれまでのキットと同じようにProMicroで作るなら、この構成で動くはずです。
目標は、キー1つ1つにLEDを実装したStorm44の制作です。 本当なら、パームレスト問題を解決したり、量産できる基板づくりというのをやるべきなんでしょうが、ちょっとそこまではまだエネルギーがつぎ込めません。
もっと言うなら、僕はリニアよりもタクタイルの方が好みでして。でもHHKBが45gなので同じ重さのキーキャップを探しているんですが、Gateronと同じくらいの価格で35gや45gのタクタイルスイッチがなかなか見つかりません。 一応今のStorm44に使っているのがGateronSilent茶にしています。Silentというのが我が家ではかなり重要で、必須レベルです。これが厄介なんですよね。選択肢がほぼありません。
静音
35g or 45g
タクタイル
あまり高くない
そんなキースイッチがありましたら、どなたか教えてください。
Appleにときめかなくなる現象に名前を付けたい
日本時間9月15日の深夜2時に、Appleがオンラインでイベントを行うと告知がありました。
今から話すことは、ほぼ僕の主観なんですが、Appleのイベントに対してそこまで心が盛り上がっていない自分がいます。
過去を振り返ると、もっと心が奪われていた状態があったり、ワクワクしていた自分がいました。 しかし今は、「うっひょーーーーー!!!」となったりしません。
ところが、Twitterのタイムラインを見ると、「iPad miniが出たら買う」や「AppleWatchが出たら買い換える」といった言葉で盛り上がっているようにも見えるのです。 この光景を、どこか一歩引いた目線から見ている自分がいます。
もちろんApple製品は昔から好きですし、今でも愛用しているんですが、新製品に対してときめかなくなったのです。 自分のタイムラインに出てくる方々との心のギャップに、正直自分が戸惑っています。
この現象というか至った境地について、自分なりに考えてみました。
まず、僕がApple製品に今以上にときめいた頃は、新しいデバイスが登場したり、大幅な性能アップなどが顕著に出ていました。例えば、iPad Proそのものが登場したり、AppleWatchが登場したことなどです。 生活を一変するような製品が、全くない状態から登場したのです。 こうした大きな変化は、自分の心、具体的に言うとドーパミンが反応していたと思います。 このデバイスを手に入れたら、自分の生活がどう変わるんだろうかと考えただけで、それだけでウキウキしていました。 ああ、発表が待ち遠しい。早く手に入れたい。今すぐ欲しい。
頭の中がそれでいっぱいになりました。 しかし、今この文章を書いているとき、そんな気分になっていません。一時のことを思えば、熱が冷めた感じです。
これはきっと、次に出てくるであろう新しいデバイスが既存のもののアップデートだと分かっていて、既に所有している製品と比べて買う価値があるのかを見定めようとしていることが大きいと言えます。 例えばAppleWatch。現在はseries4を使っています。特に不満はありません。そして、series5の常時表示に魅力を感じたものの、それ以外に特にときめいたポイントがなかったので見送りました。6も同様です。自分でも驚いていますが、既に所有しているので、そこまで買い替える理由にはなりませんでした。
ということは、物欲そのものが老いとともに退化してしまったのか。Appleを追いかけることに疲れてしまって、新製品が出たとしても反応しなくなってしまったのではないか。
こうも考えたのですが、ちょっと違うんうじゃないかとすぐに思い直しました。 その証拠に、今年はApple製品以外に自作キーボードや3Dプリンタなどで散財を繰り返してきました。つまり、僕の衝動買い散財生活は健在なのです。
であるなら、僕個人がただ単にAppleに対してときめかなくなってきたのかなぁ。というのが答えでしょうか。iPad Proは少なくとも毎年買い替えているし。
Obsidianをちゃんと使ってみる
Obsidian Talks JP 第2回 - connpass
先日、Obsidian Talks JPというObsidianのオンラインイベントの2回目が開催されたんですが、モデレーターというのをやってみました。
僕は、自分が勉強したい事があると、それを勉強しなければならない状況にならないと勉強しない性格でして。 それでも、勉強しなければならない状況にいざ置かれると、一番に楽しめてしまう変な性格なんですよ。 前任校でも、サッカー部の顧問を嫌々引き受けたものの、審判員として主審をやってみると、めちゃくちゃ楽しめたんですよ。最高でした。試合を一番近くで見ることができるのは、審判員ですよ。それが面白いのなんのって。
という感じに、自分が何か新しいことを勉強するのなら、じゃあ勉強会をやる側になってみよう!というのが僕のモットーだったりします。 コミュニティを運営する方たちの中で一番Obsidianに詳しくないのは僕です。ただ、知らないからこそできる質問だってあるだろうし、勉強会に参加してくださっている初心者の方たちの考えに近い存在なんじゃないかとも考えたんですよ。
知らないなりに、ニュートラルにイベントを回せたんじゃないかと思っています。
それからというもの、これまでiPadでしか使っていなかったObsidianを、デスクトップ版もちゃんと使おうと思って、使い始めました。 下手したら数か月ほどかかるんじゃないかって思いますが、意識して使うことで、どんどんツールと仲良くなれたら良いなと思いながら使い続けています。
目標は「なにこいつ、黒い画面に文字がびっしりできんもっ」と思われる画面を見ながら過ごすことです。 元々僕は記録をとることが楽しいと感じる人間なので、すぐになれそうな気がします。
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