断捨離すると散財したくなる
生きることにこだわりを。魚住惇です。 今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
職員室の机の中を9割片付けた
学校の職員室の机、Amazonで売られているもので近いものを見つけました。割とよくあるオフィス用デスクだと思います。
Amazon | 法人様向け オフィスコム スチールデスク 事務机 片袖机 幅1000×奥行700×高さ700mm 天板・本体ホワイト OC-SD107K-WH | 机 | 文房具・オフィス用品
この机のね、座ったところの目の前にある薄い部分、それと、右側の上から2段目3段目まで、空っぽにしました。
不要なものはどんどん捨てて、必要なものはホームセンターで購入した買い物カゴに全部敷き詰めました。残っているのは机の上の外部ディスプレイやScanSnap、HHKBやトラックボールなどです。
ここまで掃除と整理整頓を行うのに丸1日かかりました。自分が今の勤務校に異動してきてから6年使い続けた机。机上は気になる埃を週に2回は拭いたりはらったりしているので綺麗なんですが、机の中は結構ごちゃついてました。
僕なりのやり方かもしれませんが、机の引き出しの中を掃除して、徹底的に片付けようとすると、まずは机の中のものを全部出すんですよ。全部出して引き出しの中を綺麗にして、それから必要なものだけを再度配置していく。これが確実だと思っています。
だから必ず一度は机の中みが全部机上に出るわけです。山ができあがります。通りすがる人が見てられないくらいの山です。本当に恥ずかしくなります。でも少しでもその恥ずかしい時間を減らしたくて、全力で掃除しました。
そもそも何でこんな話をしているかって?人事異動の時期ですよ。学校の先生はこの時期に内示があり、異動される先生には異動先が伝えられます。僕はひとまず、買い物カゴに入れられるだけのものを入れて、職員室から出しました。
机の上がまだそのままなのに、机の中だけが空っぽだと、どうしても脳がバグります。それまで引き出しの中に入れていたものを使おうと、空の引き出しをガラガラと開けてしまいます。1日に何度かやりました。すぐ閉めるんですけどね。空っぽなのでガラガラという音がこれまた大きい。
で、魚住がついに異動するのかって?これについては内緒です。例年では3月31日までには中日新聞で発表されます。現時点で調べてもまだ情報が出てきませんが、例年通りだと今週末です。生徒たちはそこで知ることになります。
時期が来たら、またお伝えしたいと思います。
カメラを買いたい
今度はカメラが欲しくなりました。
きっかけは、今使っている三脚のゴム足がどっかいってしまったこと。これでまず、三脚を買わないとと思うようになりました。これまで使っていた三脚は1600円くらいのものです。
ところがAmazonで三脚用の足を検索してみると、これまた4つセットで今の三脚くらいの価格で売られているわけですよ。足だけでなんでそんなに高いの。というかどんな三脚につけるのその足。
そう思ってその足の対応製品から辿ってみると、3万円くらいする三脚が出てきました。うわ、たっか。でもよくよく調べてみると、その3万円の三脚はトップブランドの10万円の三脚が出てから、他社メーカーが真似したものだとか。
あるよね、そういう中国メーカー。それでもそんな格安品ばかりを作っていた中国メーカーの三脚の、少しお高い価格のモデルの品質がアホみたいに良いんだとか。
そう思うと、これを機会にお高い三脚を持っておいても良いよなぁなんて思うようにもなってきました。あぁ、悩ましい。それにカメラ関係って、中古市場が結構活気があって、欲しいものが定価と比べてそこそこ安く買うこともできます。
そう考えていたら、いつの間にかカメラの三脚を買うはずが、カメラ本体を見ていました。危ない危ない。
今使っているカメラはα7Cという、20万円くらいするもの。僕の中では2つ不満があります。ファインダーの位置と、操作感です。性能面では何も言うことがありません。
実はこの魚住、利き目が「左」なんですよ。指で輪っかを作ってものを見て、左目だけでみるとピッタリ合います。逆にいうと、その状態で右目だけで見るとズレて見えます。ズレないで見える方が利き目というわけです。
そうなると、SONYのα7Cやα6000シリーズに搭載されている小さなファインダーを左目で覗くと、画面に鼻が当たってしまってそれ以上カメラに顔を近づけられなくなります。レンズの上ではなく本体の左上にファインダーが配置されてるカメラは、利き目が左の人には結構使いづらいわけです。
そう思うと、α7IVを買うのも悪くないなと思うようになりました。価格は33万円。自分にとっては20万円のカメラから+13万円分のアップデートです。でもそのカメラとて、もう発売されてから3年が経過しています。これは新型が出るまで待った方が良いのか。
じゃあ思い切って、さらに上位のグレードはどうだろうか。価格は55万円。え、それはちょっと。ん?でも中古だと38万円?あああ、なんて現実的な価格。いやちょっと待って。それでも今使っているカメラの2倍の価格。
しかもその上位グレードのカメラにしてしまったら、今度はSDカードの容量や速度が今使っているものだと足りなくて、性能が活かせなくなってしまう。プロ用カメラにしてしまったら、それこそSDカードなどのアクセサリも買い直す必要が出てきます。
はて。僕は今何を買おうとしていたんだっけか。そうだ三脚だった。いやむしろ、三脚の足だったはず。1600円の買い物から、気がついたら40万円の買い物を考えてしまっていました。インターネットは怖い。
ふと我に返って、カメラの性能については今のところ不満がなくて、本体を固定するための三脚などを新調しようとしていたことを思い出しました。そうかわかったぞ。じゃあカメラ周りのアクセサリのアップデートだ。
・・・次はジンバルを見ていました。ジンバルというのは、カメラやスマホで動画を撮影する際に、手ブレを防ぐものです。
1600円の三脚を買い替えようとしたら、5万円のジンバルを買うことになった話。
いやいやいやいや、初めて購入するにしてはこのジンバルも高すぎる。でもこれがひとまずのゴールかもしれない。そして、これを購入したとしても、三脚は買わなければならない。
最近、こんなことばかり考えてます。まだカメラ関係は実際には散財してません。単価が高いので、二の足を踏んでます。
仕事を引き継ぐ
ほいじゃ最後にこんな話を。
令和5年度の情報Ⅰの授業で、授業補助としてTT(Team Teaching)を担当してくれたとある英語の先生。不思議なことに、僕が授業をやる度に「今日の内容も楽しかったです」みたいな感想を言ってくれたんですよ。
そんなことある?毎回授業が楽しいなんて。僕にとって、今の勤務校で実施している授業は、言っちゃ悪いですが目の前の生徒の偏差値に合わせたものです。本当はもっと語りたい。むしろ語っていない部分が多すぎる。
それでもその先生は僕の話を聞いて、教科「情報」について興味を持ち、もっと勉強したいと思ってくれたようです。その先生は元々英語が専門なので、僕としては本当に羨ましい。英語ペラペラでITできるとか、無敵すぎる。
で、見出しの話になるんですが、今週に入ってから、急ピッチでその彼に仕事を引き継いでます。彼も本当に勉強熱心で、僕が何かを語り出したと思ったらすぐにメモを始めます。
その光景を見るようになってからは、僕は語り始める前に、メモが必要かどうかを最初に話すようにもなりました。
それと同時に、彼がいつもメモを書いているのが付箋だということにも気づきました。彼曰く、その咄嗟に書いたメモが書かれている付箋たちは、不要になったら捨てるそうです。不要になったメモとは何のことなんでしょう。
デジタルではかつてEvernoteを使ったり、アナログでは今でも綴じノートを使っている自分にとって、まずそのメモが不要になるかどうかなんて、そんなにすぐには判断できないなと思ったんですよ。
そんな感じのやりとりをしていたら、彼はまずスクールプランニングノートを注文してくれました。僕が愛用している学校の先生用の手帳兼ノートです。2000円するので決して安くはない買い物ですが、情報を残すという意味合いでも、新しい生活スタイルへのチャレンジとしては意味があるものだと思っています。
どうしよう。1600円の散財を考えているうちに、後輩の先生に2000円の散財をさせてしまったぞ。それでいいのか。そして1日、1日と4月が迫ってきます。残された時間は、もうほとんどありません。
来週には、何かしら話せると思います。僕が異動するのかどうか、そして散財したのかどうか。楽しみにしていてください。
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