新学期、それは散財の季節
生きることにこだわりを。魚住惇です。 勤務校では昨日3月19日に終業式を迎え、無事3学期を終えることができました。3年生は一足先に卒業式を終えて、3年生の学年団の先生方は授業がない日々を過ごしていましたが、これで1・2年生の先生方も春休みに突入することになります。
魚住はというと、メインが1年生の情報Ⅰなので、月曜日までみっちり授業がありましたよ。ええ。
でもね、毎年この時期は散財していることが、過去のデイリーノートで明らかになっています。昨年のこの時期に購入したのはこちら。
ウルトラゼットライザー
ダークゼットライザー
プロジェクター
この「ゼットライザー」というのはウルトラマンZの変身おもちゃのことです。長男用に購入したタイミングに合わせて、自分用も購入しました。37歳の大人が何おもちゃ買ってんのと思われそうですが、今はね、大人が遊べる撮影レプリカ仕様のおもちゃも出てるんですよ。
ちょうど次男が誕生する頃だったので、お母さんの言うことをちゃんと聞くようにと買い与えたのを今でも覚えています。2020年に放送されたウルトラマンのおもちゃを2023年に購入して、今は次男も一緒に遊んでいるので、本当に良い買い物をしました。
それとこの時期には、急遽3年生の担任に抜擢された頃で、調子こいて自前のプロジェクターなんかも買ってた時期でした。新学期の自分を想像しながら、不足しているものを買い足す。毎年3月はそんな時期です。
今回は、2024年3月の散財記録です。ちょっとしたこだわりに、どうかお付き合いください。
スクールプランニングノート用カバー
2016年から使い始めたスクールプランニングノートBタイプ。それから2年後の2018年の11月ごろから、B5サイズのノートカバーを着用して愛用してきました。それから6年弱経過して、もうここには写真を添付できないほど、カバーが汚くなりました。
これはひょっとして、革製のカバーを買う時が来たか?そう思った頃には、色々と調べ始めていました。
結論から言うと、ブラン・クチュールというメーカーのオーダーメイドで注文しました。3月14日に注文したので、納期に4週間必要であることを考えると4月半ばに手元に届くと思います。
サイズはB5で注文するんですが、そのときの備考欄に「スクールプランニングノートBタイプのサイズでお願いします」と付け加えるだけで、ぴったりの大きさで作ってくれます。色も自分で選べるし、内側の色も変更できます。オーダーメイドって素晴らしい、どれだけでもこだわれる。
ただし、今使っているノートカバーと比べると、ペンホルダーの数も1つになってしまうし、ポケットもなしになります。SMART FITというカバーの方が本当に快適です。できたらその型紙で革のカバーを作って欲しいくらいです。でもまぁここは発想を変えて、持ち歩く荷物を減らす方向で考えるきっかけにすれば良いかなと思うようになりました。
持ち歩きたいペンはフリクションとApple Pencilです。僕が使っているApple Pencilにはクリップを取り付けているので、ペンホルダーや胸ポケットにも挿すことができます。それと手帳に記入するためのペンとしてフリクションを使っているので、スクールプランニングノート用としては大体がフリクション1本でやりくりできていました。
ひとまず2024年度版をボロカバーに入れるのをやめて、新調したカバーが届くまでノーマル状態で使おうと思います。あぁ、早く届いてくれないかな。
キャップレス ブラックマット EF
買っちゃいました。手帳用です。
Amazon | パイロット 万年筆 キャップレス FC18SRBMEF 極細字 マットブラック | 万年筆 | 文房具・オフィス用品
この前セーラー万年筆のプロフィット21を購入したばかりだというのにね。HAHAHA。プロフィット21はブルーブラックやグリーンのインクを入れて色や書き味を楽しむ用途で使っていました。
問題は推薦書などの書類に手書きで書いたりする場合には、黒以外のインクが使えないということ。うーむ、どうしようか。というかプロフィット21は太字だし、ペリカンの万年筆はどれも日本語にとって太字ばかり。
これは仕方ないね。パイロットかセーラーで、金ペンEFニブを探そう。
そう思った時に「あっ、そういえば」と思い出したのがキャップレスでした。キュリダスの方が安いんだけど、その分安っぽいんですよね。
パイロットの万年筆「キャップレス」はノック式の万年筆。金ペンのキャップレスは2024年1月より値上げされ、19800円で売られていたものが24200円にまで上がりました。これはあまりにも高すぎる。
ただし、Amazonを見てみると、まだ18000円台で買える店がちょくちょくありました。これは在庫がなくなり次第値上げだなこりゃ。そう思ったらもう我慢できなくて、ポチっていました。
結果はね、凄い。この万年筆は凄いわ。
僕は太字ですらすらぬらぬら書くのが万年筆の醍醐味だと思っていました。今でもその基本ポリシーは変わりません。しかしキャップレスのEFはかなりカリカリするかと思いきや、これがまた滑らかなんですよ。
普段使っている万年筆と違って、ガシガシ持ち歩いて、サラサラと書く。カチッとノックして出てくるのは非常に小さなニブのはずなのに、書いていて適度な弾力を感じます。
しかもね、EFという極細ニブなのに、漢字のとめ・はね・はらいの表現が豊かに出るんですよ。これはペン習字を習いたくなる万年筆です。カクノだとそう思わなかったのが、キャップレスだと自然と思えてくるのが不思議です。崩しながら書いても、丁寧に書いても、どちらもそれっぽい字に見えます。
これはあかん。病みつきになるわ。そう思いながら、アクセスノートブックに4ページほど書き続けました。何より「書こうかな」と思った瞬間にノックすればペン先が出るから、それがいいよね。アイデアを思い浮かんだ瞬間、早く書きたい。こっちは急いでるんだから、万年筆のキャップなんて外していられない。
そんな時にカチッとすれば書けるんですよ。素晴らしい。浮かんだアイデアが頭から消えちゃうその前に、さっと出してさっと書ける。このフットワークの軽さが良いんですよ。
ただまだノックの位置が普通のペンと逆の位置にあるので違和感があります。胸ポケットから取り出した時に、普通のボールペンだと親指がノック部分に来るんですけど、キャップレスだとペン先に来てしまうのでどこかでクルッと回す必要があるわけです。
ここまでキャップレスに夢中になっていて気づきました。いかんいかん。プロフィット21を触っていなかった。そう思いながら万年筆を持ち替えてノートに書いてみると、これまた方向性の違いや書き味の違いに驚かされます。あ、そうか、この子の特性はこんな感じだった。
持ち方も、書き方も、微妙に変化します。最初は戸惑いながらも、徐々に慣らしていく。すると指先のコミュニケーションに応えてくれるようになります。応えてくれた時の、インクが絶え間なく流れてきてくれるのが嬉しい。キタァァァァ。
普段持ち歩いているペンは4本。そのうち3本は万年筆です。これにキャップレスが加わりました。いやカバンの中に5本のペンが入ってることがそもそもおかしい。厳選しなければ。でも厳選するということは学校と自宅で振り分けるということ。自宅用、学校用、カバンに入れて持ち運ぶ用とで使い分けよう。
あぁ、どの万年筆を持ち歩くことにしようか。
ペリカン M1000の修理
そんなことを考えていたら、地元のイオンモール内の文房具店から電話がありました。修理に出していたペリカンの万年筆M1000の続報でした。
3つの選択肢の提示がありました。
ペン先交換
ペン先曲げ調整
このまま返却
ペン先交換は、もうそのままペン先を交換するだけ。で、これが一番費用がかかる。46000円。 今あるペン先を曲げて調整するなら、6600円。ただし、ペン先を曲げてしまうとM1000のふんわり感が出なくなる可能性があるとも言われました。
価格がちょっとうろ覚えですが、大体これくらいの価格でした。ちなみにペン先を交換したら、交換前のペン先は戻って来ません。
さて、どうしようか。ペン先を交換すると、前のペン先が戻ってこなくなるというのがちょっと残念です。
そう考えながらネットで検索すると、ペンハウスという通販サイトでペン先だけ購入できそうなことがわかりました。
Pelikan ペリカン 万年筆 スーベレーンM1000対応 ペン先 | 世界の筆記具ペンハウス
今のペン先はMartさんにロジウムを塗ってもらって愛着があるので、それが戻ってこなくなるのが嫌だったんですよ。というわけで、ペン先を曲げて調整してもらうことにしました。これなら6600円の出費で済みますし、もし書き味に納得できなければ追加でペン先をペンハウスで購入すれば済む話です。
ふんわり感がなくなるってどんな感じなんだろう。届いてからのお楽しみ。というかこれは散財に入るんだろうか・・・。購入というより修繕だよな。とはいえ万年筆の修理に、ボールペンが何本買えるんだろうという金額を投入するんだもの。金額で考えたら財が見事に散っています。貨幣さんさようなら。おかえりM1000。
とはいえまだ電話で確認しただけなので、曲げ調整はこれから行われます。修理に出してから電話が来るまで、4週間くらいかかりました。きっとまたそれくらいかかるんでしょう。気長に待ちます。待ってても全然寂しくない。他にもたくさんあるからね。
これから散財するもの
iPad Proの13インチ、これは買う。絶対買う。
散々、進化しなかったら買わんなんて言っておいて、何を言っているんだと思われた方、上のiPadの画面をご覧ください。これ、僕のiPad Proでファイルアプリを開いた時の様子です。アプリを通してiPad本体に保存されたファイルやiCloud Driveの中身が表示すらできなくなりました。
再起動したら、しばらくの間は使えるんですが、ふとした瞬間に読み出せなくなります。画面が固まって、アプリを立ち上げ直すと真っ暗です。おそらく、iPad本体に保存されたファイルが読み出せなくなっているんだと思います。この状態になったらスクリーンショットを撮っても保存されません。
この現象が出るようになったのは、ふとファイル整理をしていて、フォルダを作成した時でした。名称未設定フォルダを1つ作ったらiPadがフリーズしました。それから挙動がおかしい。
おそらくですが、ストレージの不具合でしょう。ひょっとしたら初期化で元に戻るかもしれませんが、元に戻ったかどうかも、初期化してからしばらく使わないとわかりません。こんな状態では本当に仕事になりません。授業中にiPadを何度か再起動したこともあります。
一応ね、昨日が終業式で、月曜日には授業が終わったので、タイミング的には良かったんですよ。4月まで授業がないので、それまでに使える状態になってたら良いんです。
僕の使い方が悪いのかなぁ。それとも大家族の家庭だと掃除機や洗濯機が早く壊れるように、使いまくると寿命も短いのかなぁ。それかたまたまハズレ個体を引いたか。まさかM2 iPad Proのストレージの不調が買って1年で出てくるなんて思いもしませんでした。
でも、いいもんね。買うからさ。噂では3月26日発表。もうAmazonではESRなどのケースがフライング出品されてる。本体とMagic Keyboardと新型Apple Pencilで、いくら使うことになるんだろう。ゾッとします。
そんな年度末。今回は校内人事が新年度に向けて慌ただしく蠢く季節に合わせた散財記録を紹介しました。
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