18時の夕飯に間に合う幸せ
生きることにこだわりを。魚住惇です。今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
前々回からずっと定時に帰ることのお話を書き続けています。
もうね、毎日18時の夕飯の時間に間に合っています。妻のゆかさんからも助かっているという話を聞いています。家族との時間というのは目に見えて成果が出てくれるので、頑張った甲斐があります。
15時半に妻が長男を保育園に迎えに行き、かつては帰宅後にもおやつを与えていたそうです。保育園なら午後にもおやつ出るはずなんですが、僕の帰宅が遅いとその分夕飯が遅くなるので、毎日が苦渋の決断だったそうです。
しかも以前だったら何時に帰ってくるのかも把握することが難しく、僕自身も「今から帰ります」の連絡しか送りようがありませんでした。
なので帰宅後におやつを与えつつギリギリまで待ってくれるものの、結局は僕抜きで遅い夕飯を食べるという悪循環が起こっていたそうです。僕が仕事に夢中になっている間にね。
これが定時退勤するようになってからは、帰宅後にはおやつを与えず耐えさせるようになったそうです。おかげで子どもたちのご飯も進むこと進むこと。ここ最近は長男の夕食中のおかわりが増えています。
同じ時間を過ごすことの重要さ
昔、小学生だったころに、そのころの担任の先生に言われたことがあります。
「今って、朝起きて、学校に行くでしょ?夕方になったら帰って、ご飯を食べてお風呂入って、寝るよね。1日24時間の間に、どれだけお母さんやお父さんとお話するかしら?。考えてみると、学校のある日は先生と比べると話す時間が短いわよね。小さいころは家族と一緒にいるけど、大きくなると段々と離れていくのよ。それでもこれまでの信頼関係があるから、例え1日の中で私との時間が長くなったとしても、ご両親はご両親なのよ。」
定時で帰るようになって、ふとこのお話を思い出しました。このお話の前提にあるのは、小さいころに家族と濃密な時間を過ごしたことですよね。もしもこの前提が崩れてしまうほど会えていないとしたら、ひょっとしたら学校の先生が親よりも信頼できるなんてこともあるのかも。
そんなことを考えたら、余計に家族との時間を大切にしないといけないなと思うようになりました。
食事という行為は自分にとって空腹を満たす行為くらいにしか長らく思ってなかったんですよね。でも息子たちにとっては違うようで。食事中に一緒にいるだけで結構楽しそうにしています。いるだけなんだけどなぁなんて思うんですが、そもそもその「一緒にいる」ということそのものがかけがえのないものだったことを思い出しました。仕事に夢中になっていると、いつの間にか忘れてしまっているものです。
話は変わって、先週金曜日は学校がお休みでした。県民の日学校ホリデーだったんですよ。
愛知県は11月27日を「県民の日」とする条例を定め、学校現場では21日から27日までの「あいちウィーク」としました。この期間中の1日を「県民の日学校ホリデー」として学校休業日を設定することになりました。
この時期は県立高校はどこも2学期の期末考査の時期。勤務校もテスト週間の真っ只中です。だから「県民の日学校ホリデーだから学校は休みだよ。でもテスト週間だから勉強しなさいね。」という体裁を保つことができます。
ところがこの金曜日から、体調を崩しました。僕が。昼間から違和感はあったんですが、夜になると熱はないのに疲労感と変な冷や汗をかくようになって、家のこと全てを妻にお願いしました。
熱が出てないのにこんなことある?なんて思っていたんですけどね、土曜日の夜中には頭痛と関節痛で目が覚めて、その時に熱を測ったらバッチリ38℃を超えていました。
夜中に高熱が出ても、朝までに熱が引いたら大丈夫だ。インフルやコロ助ではないだろう。そう思っていてまだ自分の体に希望を持っていたんですが、これまた朝になっても38.5℃のまま。これはあかんと思って予定をすべてキャンセル。扉をすべて閉めて閉じこもることにしました。
結局この熱の正体はわからないまま、月曜日の午後には下がりました。土曜日が祝日だったため病院にかかったのは月曜日で、9時からの診療で8時50分に診察券を出したにもかかわらず、帰宅できたのが11時半でした。外に出て道路の向かいにある小さな内科なのに、かなり混雑していました。感染症の検査もやったんですけど、インフルでもコロ助でもありませんでした。一体あの熱は何だったんだろうか。
でもこの熱に苦しめられている土日、ずっと扉も戸も閉めていたんですけど、子どもたちが入ってくる入ってくる。特に次男が。ずっと僕のことを気にかけて、ことあるごとに様子を見に来てくれたんですよ。まだ2歳にもなってないのに笑。きっと最近押し入れから出したハンコンを触りたいにもあるかもしれませんけどね。妻の「入っちゃだめー!」の声が聞こえながら部屋に登場する姿はもうコントでした。
関心が全くなかったり、恐怖の対象としてしか見られていなかったら、自然と距離を置くと思うんですよ。それが逆に向こうから寄ってくるなんて、本当に可愛らしいじゃないですか。たらればのことを言っても仕方ありませんけどね、僕はこの光景を見て、定時で帰った甲斐があったなと思いました。
定時で帰宅する生活に切り替えて良かった。自分の子どもたちから信頼される親でいられて良かった。まだ原因不明の風邪は完治していないし鼻炎は続いているけど、それでも子どもたちが寄ってきてくれる。この子たちのためにも、そして妻のためにも、早く直さないと。そんなことを考えながら、火曜日出勤しました。いろんな先生方に心配されながらも定時まで働きました。もちろん18時の夕飯には間に合わせましたよ。
ちなみに本日水曜日は期末考査初日で、年休を取得しています。サーバー用PCの部品を楽天ブラックフライデーセールで買いそろえたので、newsletterを配信する前に組み上げてしまいました。設定がまだまだあるので、しばらくは暇にはならなさそうです。忙しいは楽しい。
今回のnewsletterは以上となります。昨晩から次男が鼻水だらだらになり、鼻で呼吸できずに夜泣くようになってしまいました。 「いいね」を押していただけるとうれしいです。内容に関するご意見ご感想がありましたら、「#こだわりらいふ」をつけたツイートや、Substack内のコメントまでお願いします。