生きることにこだわりを。魚住惇です。
お盆真っ只中、いかがお過ごしでしょうか。
我が家で言うと、もう火の車です。いえ、火の車にしなければなりません。
うちの子だけでしょうか。家で退屈な思いをさせてしまうとストレスが溜まってしまい、夕方ごろには叫んだり、モノに当たったりします。過去にそんなことが起こってからは、午前中に必ず外出して、昼からは家で過ごすような休日を過ごすようになりました。
次男がまだ年少さんなので、昼過ぎには一旦お昼寝させるのも午前外出の理由です。お昼寝してくれないと、これまた夕方に機嫌が悪くなってしまったり、夕飯前に寝られてしまって睡眠のリズムにも影響が出ます。それに、6歳と3歳だと知能に差があるので、まだまだ一緒にゲームというわけにもいきません。高度な遊びを長男とやるためには、どうしても次男に寝てもらわなければならないのです。
涼しい季節だったら公園に行くのも全然アリですが、今の時代はもう自分が子どもの頃とは違い、子どもだけで外で遊ばせたりしないんですね。僕が幼稚園児だった頃だって外に一人で出て遊んでいた記憶があるんですが、今ではうちの子が外に出たいと言っても、家の敷地からは絶対に出るなと言っています。もちろん事件事故に巻き込まれたくないとも思いますし、今の季節は外に居続けたら命の危険を感じるほど環境が変化したとも実感しています。もう自分たちが子どもの頃のような夏ではないんですね。
となると、まだまだ親が主導して遊べる場所に連れて行くことになります。ただし暑いので公園はだめ。ショッピングモールだって何も買わないのならただ歩かせるだけ。じゃあ一体どこに連れて行けば良いというのか。これがまた厄介な問題なのです。
ありがたいことに、そんな親子のニーズを満たしてくれるような、室内で遊べる子ども向けの施設がここ最近できてきました。要するに室内アスレチックです。ただこれも運営元によって違ってくるんです。特に料金がね。
例えば、自宅からはちょっと距離があるので行ったことはないんですが、愛知県の名古屋よりも北に位置するヨシヅヤというスーパーの中に、子どもが遊べる施設が入っています。
名古屋北店トップ - ファンタジーキッズリゾート ヨシヅヤ 豊山テラス 名古屋北店(愛知県)
トランポリンのように飛び跳ねることができるエリアや砂場、おもちゃで遊ぶエリア、古めのアーケードゲームで遊べるエリアから簡易スケートリンクまで。室内だから熱中症リスクも屋外と比べるとかなりマシ。パパママがくつろぐ場所や持ち込み可のカフェがあったりと、もうずっとここで過ごしてくれと言わんばかりです。
では肝心の料金はというと、ここの施設は1家族につき年会費400円、大人こども関係なく平日1340円、休日1750円です。夏休み期間は1850円まで上がります。年会費なしで考えて、夏休みに僕が子ども2人を連れて行くだけでも3人で5550円かかります。僕の金銭感覚だと気軽に足を運べる場所ではありません。ただ、行ったら行ったで価格の分、満足度は高そうだなとは思います。
別の場所を見てみると、イオンモールの中にも子どもが遊べるような施設があったりもします。
これをみると、一般価格で最初の30分1100円、最初の1時間1700円、3時間パックだと1900円します。子ども料金です。大人はどのパックも600円でした。子ども2人が3時間遊ぶとして、それに付き合うと4400円かかります。そりゃ確かに家にはないような巨大施設で遊ぶのですから料金がかかるのは当然として、だとしても3時間で4400円は我が家ではランチを外食にするよりも高くなるので、気軽には利用できません。じぃじ、ばぁばに連れてってもらいなさい。
ところが今年に入ってから、規模の割には料金が大変良心的な施設を発見しました。「こども未来館」です。親としてありがたいなと思う反面、なんかちょっと自治体向けビジネスの匂いがしました。
「こども未来館」という施設を導入している自治体が愛知県内にいくつかあります。それらについて調べていくと、興味深いことが見えてきました。今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
企業プロデュースの屋内遊び場
愛知県から通える範囲で「こども未来館」を導入している自治体は、ざっと調べるとこれだけ出てきました。
海津市こども未来館 ZÜTTo(ずっと)
BOAT KIDS PARK Mooovi とこなめ
春日井市子ども屋内遊び場 ぐりんぐりん
こまきこども未来館
岐阜県海津市の子育て支援拠点施設を協業開発 親子の遊育施設「海津市こども未来館 ZÜTTo(ずっと)」 | 株式会社ボーネルンド
BOAT KIDS PARK Mooovi とこなめ|子連れママのための子育て情報サイト - mamasky(ママスキー)
「こども未来館」という名前をそのまま使っている自治体もありますし、春日井市のように独自の名前を付けている自治体もあります。ただ、置いてある遊具などをみると、どうも同じメーカーが関わっているアスレチック遊具だということに気づきます。メーカーの名前はボーネルンド、遊具を直接製造しているのではなくて、アメリカやヨーロッパにあるメーカーから遊具を輸入して、あそび環境をプロデュースしている企業です。
この企業が導入している屋内遊び施設が「キドキド」や「あそびのせかい」、主に百貨店やショッピングモール内に設置されています。例えば、名古屋市の隣にある日進市のプライムツリー赤池店にあるキドキドの料金体系はこんな感じです。
なかなかかかります。休日に子ども2人を大人一人が連れて行くとして、1DAYパスを買うとなると、5800円使うことになります。親としては悩みます。スイッチのタイトル1つ増やせますし、その方が長い日数遊ぶことができます。ただしこの遊び場での体験や、熱中症警戒アラート発令時であっても、空調が効いた屋内でのびのびと遊べるっていうのは、自宅では実現できません。そう考えるとこの価格でこの非日常はアリなのか?いや、やっぱり高い。ショッピングモール内にあれば、お母さんは専門店やスーパーで買い物をして、その間にお父さんと子どもたちはキドキドで過ごすという時間の使い方ができそうですね。
この会社がどれくらいの規模感なのか、どれほどの業績なのか気になったんですけどね、残念ながら非上場企業なので、IR情報は公開されていませんでした。2023年と2024年の決算だけは見つかりました。赤字のようですけどね。官報データベースより
そしてこの動きに目をつけ、同じような事業を展開し始めたのが、イオンファンタジーです。イオンの中にあるゲームセンターやカプセルトイコーナーなどを運営しているイオンの子会社です。ここが近頃、「スキッズガーデン」や「ちきゅうのにわ」といったプレイグラウンドを設置・運営しているようです。料金は冒頭で述べたとおり、なかなかのお値段です。
親目線から見ると、身近にあるショッピングモール内にある有料の子どもの遊び場は、結構ありがたい存在です。買い物から家族サービスまで、同じ建物の中で完結しますから。お店の開店と同時に行き、お昼はフードコートで食べて、夕飯の時間までに帰る。そんな休日の過ごし方ができそうです。
ただ、いかんせん利用料金が高い。そりゃここまでの体験に対してお金を払うとなれば、適正なのかもしれませんが、金額としては高いなと個人的には思えてしまいます。毎週末はとても連れて行けません。ただ、一度子どもたちを連れて行ってみると、本当にずっときゃっきゃと遊んでくれるんですよね。時間が過ぎるのも割とあっという間です。この体験そのものは結構良いんですよ。しかも料金が料金なので、この料金を払ってくれる家族がいる世帯の空間が出来上がります。無料で開放されている場所とは違って、治安も割と良いです。
自治体に導入したケース
なんとか良心的な価格で時間を過ごすことはできないか。そう、そこでボーネルンドが目をつけたのが自治体だったということです。高齢化で利用者が減っている屋内施設を改装して遊具を導入させる。特に自治体に「こども未来館」を導入する際は、設置や運営を別の業者に委託しているので、施設そのものの運営に伴うリスクが軽減できます。結構なメリットですよね。春日井市の施設では運営スタッフの母体となる企業を定期的に切り替えたりもしていました。こうした施設運営も自治体ならではですよね。
なんといっても利用料金ですよ。圧倒的な安さです。こども未来館だと3時間で1200円、しかもこれ大人1人と子ども2人分の価格です。大人こども関係なく1人400円でした。それにこれが利用者を市外と市内で分けていて、1200円は市外からの利用者の料金です。市内だったら1人300円です。市民プール並みの安さです。ただこの圧倒的な安さもあって、Web予約システムから予約状況を見てみると、お盆明けまで全て予約で埋まっている自治体もありました。ああそうそう、このこども未来館ビジネスは予約システムまでセットです。どこも同じ見た目のWeb予約システムなので、そういうパッケージなんでしょうね。
ちなみに面白いのが岐阜市です。ボーネルンドが導入された施設がありません。その代わり、「ぎふ木遊館」という施設が似たような料金設定で利用できました。この施設はというと、地元の森林組合やNPO法人などの林業関係者が関わってて、大掛かりなアスレチックこそないものの、木で作られたおもちゃで遊べる施設です。実際に子どもを連れて行ってみたんですが、どこを触っても木の感触を楽しむことができて、素足で過ごすのが心地よい空間でした。ただ運動が好きな子にとっては、ちょっと退屈かもしれませんけど。まぁ動くのが好きな子は岐阜ファミリーパークに連れて行けば良いんです。こっちは基本無料ですから。
皆様はお盆をいかがお過ごしでしょうか。我が家ではそれぞれの親戚の集まりに参加して2日、あとは旅行を入れつつ、ちいかわの映画を見に行く予定も立てました。あとはその予定の隙間に今回紹介した施設を利用することで、なんとか時間を過ごそうと計画しています。なんとか息子たちに退屈な思いをさせないように、毎日必死です。それに、妻のゆかさんには家でゆっくり一人で過ごしてもらうためにも、こども未来館には3人で行くのです。
今回のnewsletterは以上となります。いつも利用している施設の裏側を調べてみると、結構面白かったと思いました。「いいね」を押していただけるとうれしいです。内容に関するご意見ご感想がありましたら、「#こだわりらいふ」をつけたツイートや、Substack内のコメントまでお願いします。



キッズランドUS、平日なら1日子ども1000円で自治体運営のやつには敵わないけど、わりとリーズナブルかなと思います。大人と子ども2人で2700円です。休日だと3時間パック子ども1300円くらいです。
前は今伊勢にもあったんですが、今はイオン柳津が1番近いかな。柳津はいったことないんですが今伊勢の方はボールプール系の体を動かすやつはもちろんゲームセンターとかにある電車でGoとかマリオカートのゲームとかが遊び放題でした。うちの息子は電車でGoめっちゃやってました。保護者交代OKなのでみんなで行って、大人どちらかは買い物してとかも可能です。