iPhone12 128GBを17380円で購入できた
生きることにこだわりを。魚住惇です。 今回もちょっとしたこだわりに、お付き合いください。
モデルナワクチン3回目の副反応
3月26日に、3回目のワクチン接種に行ってきました。接種券が自治体から届く前に、教職員向けに接種の募集があったので、そちらから申し込みました。 記録を見返すと2021年8月に1回目を打ち、その時は腕が痛いなぁくらいで済んでいたんですが、2021年9月に2回目を打った時はそれはそれはもう38℃超えの熱にやられて苦しんだ様子がデイリーノートに書かれていました。 しかも接種2回目の翌日には、その高熱の中、Google認定教育者レベル1の試験を受けていました。なかなかの辛さでした。
ワクチンの副反応で、翌日は苦しむ。この経験が記録から予測できたので、今回は接種日の翌日には予定を何も入れませんでした。
体温と体調の経過を簡単にまとめるとこんな感じ。
3時:37.4℃、始まる予感を感じる
7時半:38℃、体がだるく打った方の腕が痛む
15時:38.1℃、解熱剤を飲む
16時半:37.4℃、熱が下がってるのに回復の兆しを感じない
20時:37.1℃、目が覚めて、寝てたことに気づく
21時半:37.3℃、微熱なのにかなり楽、Apexを楽しむ
興味深かったのは、16時半と21時半での体温がほぼ同じなのに、21時半の頃の方が明らかに体調の回復を感じたことでした。Apex Legendsだって普通にプレイできました。
日中はというと、寝たくても寝られなくて辛いし、動画を見ていてもアニメ2話分見たところで頭痛が酷くなりました。何もできないというのは、体調が悪い以上に辛いんだなぁっていうのを、ずーっと考えていました。でも、椅子に座っていられないので机に向かうこともできず、それをノートに書き留めることすらできませんでした。 頭の中に浮かんできた言葉を記録することすらできないっていうことが、何よりもしんどかった気がします。フリーライティングすることができずに、頭の中で考えがぐるぐる回って、しかもそのテーマがずっと「体調不良」なので、気分も明るくなりません。
解熱剤も、解熱剤としての効果があったのかもしれませんが、インフルエンザの時とは違って汗をかいてスッキリした感じも得られませんでしたし、「一時的に熱は下がったけど体調は悪いままだよ」感が拭いきれませんでした。
しかも対処法が「時間が経つのを待つ」しかなく、耐えるしかないという状況。退屈なことが苦手な僕には、やりたいことや好きなことを全て取り上げられた感じがして、体調不良よりもむしろそっちの方が精神的に辛い経験でした。
これ、また4回目の接種があったら、この苦しみを味わうのかぁ・・・と思うと、ちょっと心が重たくなります。
ただ記録を振り返ると、熱が出始めてから24時間以内には回復しているので、24時間だけの我慢だと考えたら、まだ心が保てるような気がします。
苦しい思いをしたのだから、意地でもこれを文章として残さねばと思いながらここまで書きました。
iPhone12 128GBを17380円で購入できたカラクリ
楽天のクリック戦争に勝ちました。楽天モバイルで新規契約することと、店舗で契約して端末を受け取ることを条件に65000円のクーポンを使うことができて、17380円でiPhone12の128GBを購入することができました。我ながら良い買い物をしたと思っています。
iPhone12は2020年の秋に発売された機種です。昨年である2021年の秋にはiPhone13が発売されました。つまり世代が一つ前のiPhoneです。そして、今年2022年の秋にはiPhone14(仮)が発売されるという予想が出ている(毎年のことですから)ので、今年の秋には2世代前の機種として見られる可能性が高い。それがiPhone12です。
今月配信されたiOS15.4では、マスクで口を覆ったままでもFace IDが使えるようになりました。ただしその機能の対象がiPhone12からという話です。僕が今使っているiPhoneが11で、ギリギリこの機能の対象外というわけです。
なんたる屈辱。
いくらApple Watchでロックが解除できたとしても、決済やパスワード入力作業時にはマスクをいちいちずらして口元を出す必要がありました。これがなくせるならiPhone12に替えたい!と思っていました。
で、ここ最近のTwitterでの様子を見ていると、どうやらMNPを利用してキャリアを乗り換えることによって、iPhoneを安く購入できるという話が再燃していることがわかったのです。
僕も早速、先週末に家電量販店に足を運んでみました。すると、近所のエディオンではでかでかと1円の文字が掲げられていました。
自分が高校生だった頃のケータイの価格を思い出すような価格でした。昔は、ケータイを新しい機種に替えるたびに、新規で契約すると1円で買えるからと一度解約してから契約するという「解約新規」という技をよく使っていました。その度に電話番号とメールアドレスが変わるので、当時は電話帳に登録している人全員に、アドレス変更の旨を伝えるメールを1年に1回は送ったものです。
当時は同じキャリア内でやっていたことが、今では電話番号をそのまま他社のキャリアに乗り換えて契約できるようになったので、こうした格安で機種が購入できるようになる条件に「他社からの乗り換え」が追加されたものと考えられます。
しかも時代が進み、連絡手段が電話&メールからLINEやMessengerなどに移り変わったことで、例え電話番号やキャリアのメールアドレスが変わったとしてもそのまま連絡が取れる環境が実現しました。
これも他社への乗り換えに対しての抵抗感がなくなった要因となってのではないかと思います。メールアドレスも、昔はフリーのアドレスは信頼性に欠けると言われてきましたが、今となってはプロバイダのメールアドレスを見ると「何年先まで存在するアカウントなんだろうか」と思うほどに印象が逆転しました。
こうしたメールアドレスに対する認識の変化が、キャリアのメールアドレスを失っても良いという感覚が芽生えた要因となっていると考えられます。
この異常なまでの値引きの原因は、新規契約者数やMNPでの乗り換えでの契約者数を増やすことに費用を捻出しているからだと言われています。そして、その費用というのは、我々が支払っているパケット通信料です。
この事実を考えると、大手キャリアをそのまま使い続けるということは、ひょっとしたら自分が知らないところで、他の人に安くiPhoneを買わせてあげてしまっているのではないか。僕はちょっと曲がった性格なので、そう思えてきてしまいました。
ならば、安くiPhoneを買っている人と同じ思いを自分がしないと損だとも思ったわけです。
実はiPhone5sの頃にはこの乗り換えキャンペーンにはもっと旨味があって、端末が0円で購入できて尚且つキャッシュバックも数万円もらえていました。当時僕は非常勤講師だったので収入が少なく、なんとかお金になるものはないかと情報収集していた時に見つけたのが、こうしたスマホを契約した時に得るキャッシュバックに群がる「携帯乞食」と呼ばれる存在でした。
当時はスマホを使うための最低限の契約では月額1000円でした。パケット通信を行うなら追加で300円払い、容量に合わせて追加で支払うイメージです。ただ通話だけを使うという基本料金だけなら月額1000円だけで維持できました。2年間の契約期間があり、途中で解約すると9800円ほどの解約金を支払わなくてはなりませんでした。毎月1000円なら2年間契約を維持するのに24000円かかります。それか、15カ月で解約するかです。そのタイミングで、キャッシュバック目当てに乗り換えを繰り返す。そういった行為が多く見られたのです。そして契約時に0円で手に入った端末は中古市場に出回りました。
しかしこの携帯乞食現象も、総務省が2014年ごろから問題視をしていて、ガイドラインが見直されていくことになっていきました。
[総務省|情報通信審議会|情報通信審議会 2020-ICT基盤政策特別部会 基本政策委員会(第2回)配布資料・議事録](https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/02kiban02_03000177.html)
まぁ僕も何台か契約していたのですが、世の中が落ち着いたところで自分が使っているメインの回線以外を全て解約して、足を洗いました。
ところが最近、それに近い案件が家電量販店に出ているという話を、Twitterで目にしたので、実際に見てきたというわけです。特に3月19~21日の三連休にほとんどの在庫がなくなってしまったそうな。こうした乗り換え1円セールというのは3月末・GW・年末などに合わせて計画されますが、どの時期にどの機種が必ず出てくるという情報はありません。その時の市場次第です。
これでは、乗り遅れてしまう・・・。
そう思ってTwitterなどに張り付いていたら、偶然にも楽天モバイルで65000円引きのクーポンの配布が始まったという情報に出会ったのでした。 もう迷ってはいられません。最初は64GBモデル向けのクーポンしかなかったものの、128GBモデル向けのクーポンが出たタイミングで、すぐに注文しました。
各色数百台ずつあった在庫も、画面を更新する度にみるみる減っていく中で、なんとか1台注文できました。
続いては妻のゆかさんの分。もう僕の分の注文が完了した時点で128GBの在庫がなくなってしまいました。ならば64GBしかない。色を選んで注文を完了した時点では、もう64GBの在庫もなくなっていました。ギリギリセーフでカートに入ったわけです。
昔は新型が出るたびにiPhoneを買い替えていましたが、ここ数年はというと、iPadをメインで使っていたりApple Watchも使っていたりと、iPhoneそのものを使う頻度が減りました。iPhoneでしかやれないことが減ってきたとも思います。そう考えると、新型が出るたびに飛びつき、最新機種を使い続けるためにかかるコストが、高くつくなと思ったのです。確かに毎日使う道具ですが、それを考えるならiPadの方が使っていますし。
そうやって色々考えている中で、2020年の4月に購入したiPhone11を2年間使い続けていました。しかもこのiPhone11も、本当はそんな時期に購入する予定はなくて、当時使っていたiPhoneXSのディスプレイが不調気味だったことから仕方なく買い替えることになったのでした。
当時のPodcastでは「今は仕方なくiPhone11を買ったけど、12が出たらすぐこの11を売って12に買い替えるからな!」と語っていて、実際そうする予定だったんですが、12が登場した頃にはなぜかその熱も冷めて、2年使い続ける結果となりました。恐らくiOS15.4での新機能が機種の性能に影響しないものだったら、14が出るまで使っていたと思います。
そうそう、噂によると、iPhone14で最新のプロセッサが搭載されるのはProモデルのみではないかという話があって、それなら13を今買っても変わらないだろうという判断も、今回安く12を買う理由に加わりました。12と13は、プロセッサの違いやカメラの違いはあれど、そこまで変わってないだろうという感覚が僕の中で根強いからです。
14のノーマルは13とプロセッサは変わらない、13と使い勝手がそこまで体感できないのなら12も変わらない(はずだ)。なら今12を買っても良いだろう。という判断です。
この判断が14が発売された時に、どう変化するかはわかりませんが、今の自分の感覚では、iPhoneを定価でそのまま購入するメリットがほぼなくなりました。どうしても味わいたいその性能や機能があって、そこにお金を払うんだ!という考え方になれば別ですが、ここ数年見ていると、Proモデルのカメラだったり画面の大きさだったりするこだわりの新機能とやらは、iPadが1枚買えそうな金額に相当します。
何にお金を払うことになるのか。ここを重点的に考えながら、これからもiPhoneを如何に安く買うかを考えていこうと思います。
考えが変化したのって、ゆかさんと結婚したからですかねぇ。
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