生きることにこだわりを。魚住惇です。
5月21日にiPad Proが発売されました。僕は4月30日に速攻で予約し、尚且つそこまで注目されていなかった11インチなので、21日の午前中には届いていました。
中間考査の最終日&金曜日で、翌日から始まる土日。これはもう、使い込むしかありませんでした。
今回も、そんな魚住のこだわりにお付き合いください。
教科「情報」が入試に入る
[国立大受験生に「6教科8科目」案 「情報」を追加検討:朝日新聞デジタル](https://www.asahi.com/articles/ASP5R4CQQP5KUTIL069.html)
令和4年度から新しい学習指導要領での教育が高校でも始まります。今年が令和3年度なので、来年入学してくる高校生から始まるわけです。
3回目のNewsLetterの配信では、教科「情報」が大学入学共通テストに入ることが報道された話をしました。
ただ、共通テストに入るとはいうものの、大学側がそれを入試科目にしなければ意味がありません。
上記のニュース記事はその話の続きで、国立大学の受験科目として「情報」を入れようという案が出てきたという内容でした。少し前進しましたね。
この記事の時点では、まだ選択科目なのか必須科目なのか読めないところがあります。内容通りでいけば、来年度中には方向性が決まるそうですね。
僕の株が爆上がりするかどうかは、来年度に決まります。
ちなみにですが、「情報Ⅰ」でどんな内容を教えるのか、文科省が公開している教員研修用教材から内容を読み取ることができます。細かいところは各出版社から出ている教科書によって違ってきますが、大まかな内容は把握できると思います。
興味のある方はご覧になってください。
[高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材(本編):文部科学省](https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416756.htm)
iPad Pro 2020から2021に乗り換えた正直な感想
まず驚いたのが、使っているときのサクサク感でした。
2020年モデルと単純に比較しても、全体的にサクサクしています。一応2020年モデルのiCloudバックアップをもとに復元したので、比較できているとは思います。
同じアプリを使っていても、どことなく速いなという感覚があります。
ただ、良くも悪くも同じ11インチなので、代わり映えは全くしません。結局は同じバージョンのiPadOSなので、操作感も全く変わりません。
周囲の人も、僕が新しいiPadに買い替えたとは気づきません。同じMagic Keyboardを使っていると、見た目も変化がありません。
だからでしょうか。Youtuberさん達の動画を見ても、ベンチマークやらSSDの速度の比較をしているだけの動画が多いのです。使い勝手が一新されたわけではありません。
50%ほど全体的に速くなった。これってすごいことかもしれませんが、既に2020年モデルのiPad Proを所持しているなら、この「50%能力向上」に対して、10万円を超える金額を払うべきなのか迷うと思います。
もっというと、特にカメラを使わないのであれば、2018年モデルのiPad Proでも良いくらいです。
では、今回僕はどこに対してお金を払ったのか。一言で言えば、「iPadがM1を搭載している。」ことに対してです。
そのロマンにお金を払ったわけです。
現状で僕が一番期待しているのが、外部ストレージとのやりとりです。Thunderboltに対応したので、M.2 SSDをThunderboltケースに入れて、ファイルのやりとりをしてみたいお年頃です。
2万円以内でケースが購入できるので、あとは中身でしょうか。
あとはiPhoneと同じように、AppleWatchでロック解除ができると良いんですけどね。同じM1を搭載しているMacbookができて、iPadにできない理由がこれでなくなると思うんですが、今のところ未対応ですね。
さて、6月に行われるWWDCでは、どんなiPadOSが発表されるでしょうか。楽しみですね。
キーボードにおける親指の重要性
今この文章を書いているのはHHKBです。Zincでは下段が0.25Uしかズレていないため、文章を書くことに対して集中しようとすると、どうしても入力ミスが起こります。
僕は最近、分割キーボードを使うようになったことで、考えながらHHKBに手を置くことを避けるようになりました。
分割キーボードに手を置くあの位置が、自分にとって自然な感じだなと思った瞬間、HHKBに両手を置くことが窮屈に感じるようになったのです。似たような感じは前々から思っていましたし、2019年のHHKBミートアップVol3でもそう発言しました。
それが今になって、結構効いてきているのです。
例えば、今回のこのNewsLetterに何を書こうかなぁと考えている間は、あまりホームポジションに指を置き続けたくありません。HHKBだと、どうしても手と手の間隔が取れず、窮屈に思えるからです。
これが分割キーボードだと、ずっと手を置いていても苦痛さを感じません。むしろ自然な感じがします。紙とペンで考えると、ペンを持ち続けている間、ずっと考えていられるのと同じです。
自作キーボードを色々と試してみていますが、それでも僕はHHKBに帰ってきます。文章を書くために、僕の運指を受け止めてくれる存在だからです。もう、HHKBがそのまま左右に分裂してくれないかしら。そんなことばかり考えています。
ただ、自作キーボードを使った時に、これまでスペースキーにしか使っていなかった親指を、こんなにも有効活用できるのか!と思ったのは本当です。
Choco60でもZincでも僕は常に、分割した右側のキーボードの、親指の一番左側がEnterで、その右側がBSに設定しています。
BSに設定したキーは、タップがBSで、ホールドが⌘です。
このタップとホールドという概念が、本当に素晴らしい。
これ、できれば今使っていないHHKBの基板をQMK基板に入れ替えて使いたいくらいです。
実は以前販売されたモデルであるHHKB ProやPro2では、専用のQMK基板が有志によって開発され、販売されています。
購入方法などは、こちらに書かれています。
https://geekhack.org/index.php?topic=71517.0
Bluetoothも実装することができなくはありませんが、マルチペアリングができないため、BT版と大差ありません。それがネックだなと思っていてこれまで導入を見送っていました。
今なら、旧タイプのHHKBをQMKに対応させることで、もっと活用の幅が増えるのではないかと考えています。スペースキーを有効活用できそうです。
そうそう、QMK基板の購入を考えていたところで思い出しました。7sProを注文しました。まだ着弾してないので、これについては次週語るとしましょう。
今回のnewsletterは以上となります。なんか、思ったよりもiPadの話が膨らみませんでしたね。
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